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遺品・生前整理

老前整理では何を捨てる?50代の老前整理4つのコツ

投稿日:2019年7月18日 更新日:

老前整理のイメージ1

終活という言葉は聞いたことがあるかもしれません。
それは自分の最期に向けてあらゆることを整理し、それを通じて残りの人生を充実させることです。

しかし最近そこに「老前整理」という言葉が加わってきました。
終活の中でも老前整理は特に大切な概念です。
そこでここでは老前整理とは何か、具体的にはどのようなことを行うのか、その1つである身辺整理をするコツにはなにがあるのか、という点について解説します。

老前整理とは?生前整理との違い

老前整理とは、老後のセカンドライフを快適に過ごすために身の回りをスッキリと整理することです。
具体的には、60歳になる前までに身の回りの使わないものを処分します。

老前整理がセカンドライフを見据えたものであるのに対し、「生前整理」は自分の死後に供えて身辺整理をしておくという意味合いが強くなります。
生前整理では財産目録の作成や不動産の処理など相続財産の整理なども含まれ、遺族に負担を掛けないようにするのが主な目的となります。
生前整理は特に年齢は関係なく、生前の元気なうちに断捨離や相続財産の整理などをする活動は全て生前整理です。

老前整理は50代がおすすめ

老前整理は50代のうちにしておくのがおすすめです。
理由には以下のようなことがあげられます。

体力と判断力が十分にあるから

理由としては、一つに体力や判断力がまだ十分にあることが挙げられます。
家中の不用品を処分するとなると、最終的には全ての物を出して分別していくことになります。これはとても体力がいることです。加えて分別作業には、判断力が必要です。間違って契約書類など必要なものを捨ててしまっては、後々に困ることになります。

セカンドライフについて考えるようになるから

もうひとつとしては、50代はセカンドライフへの転換期に当たるということです。
例えば子供がいる場合、自分が50代であれば子どもが独立して家を出て行ったり、安定した生活を送り始める頃です。
また、仕事をしていれば定年も意識し始めます。早期退職をする方では50代で退職という方もいるでしょう。
こういった時期はこれからの人生はどう生活していくかということも考え始めるので、同時に老前整理で何を残して何を処分するかという指針を立てやすいタイミングでもあります。

収入がある方が処分に躊躇しないから

最期に、50代の内はまだ安定した収入が入ってくることがあります。
60代になり仕事をやめると、収入が年金だけになることも珍しくありません。

収入が少なくなると、物の処分を躊躇するようになります。
もし今後必要になった時に買えないかもしれないという思いで、物を処分できなくなるからです。

ドラスティックに身の回りを整理するなら、50代の内が良いでしょう。

老前整理はどのようにする?

それでは、老前整理はどのように行えばいいでしょうか。

整理する場所を決めて物を全部出す

まず、整理する場所を決めたら物を全部出します。
タンスや棚など収納の物は全て見える形にするため外に出しましょう。

結局は全て見ていかなければならないので、外に出して分類していった方が進捗が分かりやすくなります。
また、全体のボリュームもつかみやすくなります。

「使う」「使わない」「保留」の3つに分類する

物を外に全部出したら、それぞれ「使う」「使わない」「保留」に分別します。
3つ箱を用意して、それぞれに振り分けていきましょう。
「使わない」ものは全て不用品です。思い切って処分しましょう。

ここでポイントとなるのが、「いる」「いらない」ではなく「使う」「使わない」で分別していくことです。「いる」「いらない」では基準があいまいになるためです。
ただし、契約書類や身分証明書となるものは絶対に捨てないでください。

また、迷ったら「保留」に分別します。
「保留」に入れたら、「2年使わなければ捨てる」など、期限を付けておきます。

「使わない」を処分する

「使わない」に分類されたものを処分します。
ゴミに出す、知人に譲る、リサイクルショップに持っていくなどして、処分していきましょう。

「使う」を収納・配置する

使うものは、再度しかるべき場所に配置します。
そもそも家の中が物であふれかえって収納されていなかった場合はしかるべき場所がないこともあるので、決めるか作るかします。
この時収納は増やさないでください。今ある収納で対応します。

もし物が大幅に減ったために、2つあった収納を1つにまとめることができれば、余る一つは不要になります。これも処分しましょう。
大きな家具がなくなると、家が広くなってモチベーションが上がります。

老全整理の極意!うまくやる4つのコツ

老前整理をしきるためのコツを紹介します。

1.1ヶ所ずつやる

老前整理をするときは、あちこち手を出さず一ヶ所ずつ行います。
タンスは半分終わったから気分を変えて押し入れも整理する、などといったことを繰り返していくと、一体どこまで整理が終わってどこが終わっていないのかが分からなくなります。

確実に一ヶ所を、一部屋を終えてから次に移りましょう。

2.1日でやろうとしない

老前整理は1日ではできません。
1日でやろうと思って完了しないとモチベーションが下がり、半端に終わってしまう危険があります。
老前整理は少しずつ確実に進めていきましょう。

3.疲れたらその日はやめる

老前整理は素早く終えることではなく、完全に終えることが重要です。
無理に進めていると、途中で挫折してしまうかもしれません。

少しずつでもいいので、継続して着実に進められるスケジュールで実行しましょう。1日1つの引き出しだけ整理するでも構わないのです。

疲れない程度のペースで進めていきましょう。

4.収納ルールを作る

そもそも収納場所が決まっていないために物があふれて散らかっているということがあります。
しまう場所が無ければ散らかるのは必然なので、どこに何をしまうかという収納ルールを決めておきましょう。
ただし、収納用品を増やすのはNGです。今ある収納用品で対応しましょう。

老前整理のメリット

老前整理にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

体力と判断力がある間に重要な決定ができる

1つは先ほどから書いているように、気力、体力、判断力が必要な生前整理をそれが十分に行える状況の時に取り組めるという点です。老化してしまってからでは、たとえば不用品を処分するのも大変です。

若い間だからこそ生前整理は自分の納得できる形で行うことができるのです。

前向きに人生を暮らせる

老前整理を行うことは、それまでの自分の人生を振り返り、同時に今後の人生に思いを馳せることです。それを通じて自分の人生にとって本当に大切なものは何なのかがわかり、無駄なことに力を入れず、重要なことだけに集中することができます。それは自分の残りの人生を充実させ、前向きに生きることにつながるでしょう。

老後引っ越すことになった時に負担が減る

年を取ると、子どもの家族と同居したり、老人ホームに入居したりと、引っ越しをすることがあります。
ですが、この時点では年を取って家の中を整理するのは大変です。
特に、老人ホームに入居することを考えると、体力的に整理は厳しいと考えられます。
若いうちに物を減らしておくことで、後の負担を減らすことができます。

まとめ

老前整理に関する知識がついたのではないでしょうか。
老前整理は、セカンドライフを快適に過ごすための一つの手段です。
家の中をスッキリとさせて広い部屋で暮らすのは気持ちいいでしょう。
また、もし引っ越すことになった時も負担が軽くて済みます。

セカンドライフを必要なものだけに囲まれて過ごしたい方は、ぜひ老前整理をしてみてください。

 

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