終活に関する情報を総まとめしているホームページです。お葬式や、相続、遺言、保険、エンディングノートなど終活にまつわる情報を網羅している終活情報を専門に発信していきます。

葬儀

焼香は宗派ごとに違う!押しいただく?回数は?

投稿日:2017年4月20日 更新日:

焼香台

葬儀に参列したとき、一番緊張する場面は焼香でしょう。

通夜・葬儀に限らず、年回忌の法要など仏事に焼香はつきものですが、正しいやり方を知らないまま、前の方の真似をしてしのいでいる方が多いのではないでしょうか。

焼香の作法はそれほど難しいものではありません。一度覚えれば、葬儀に参列した時も不安にならずにすむでしょう。焼香の作法やマナーについてまとめました。

葬儀での焼香

「焼香」は葬儀や法要で、亡くなった方を弔うために香を焚く儀礼です。その香気で仏前を清め、香りを霊に手向ける意味があるとされます。

焼香では「抹香」を使う場合と「線香」を使う場合がありますが、通夜や葬儀では一般的に抹香を使います。抹香とは、沈香・白檀などの香木や香草を細かく刻んで混ぜ合わせたものです。

焼香の形式

焼香は、式場の様式や規模によって立礼焼香、座礼焼香、回し焼香の三つの形式があります。椅子席の式場では立礼焼香、畳敷きの式場では座礼焼香、式場が狭い場合は回し焼香になります。

いずれの場合も数珠は常に左手に持ちます。

立礼焼香

  1. 焼香台の3歩ほど手前で立ち止まり、遺族と僧侶に一礼します。
  2. 遺影を仰ぎ、数珠を両手に掛けて合掌、一礼します。
  3. 焼香台の前に進み、焼香をします。焼香の作法は宗派によって違います。
  4. もう一度数珠を両手に掛け、合掌礼拝します。
  5. 前を向いたまま3歩ほど後退し、僧侶・遺族に一礼した後、向きを変えて席に戻ります。

座礼焼香

基本的には立礼焼香と同じですが、焼香台の手前までは中腰で移動します。焼香台の前へ進むときは、膝行(しっこう)といって正座をしたまま膝をするようにして前に進みます。また、焼香台から後退するときも膝退(しったい)といって正座をしたまま後退します。

回し焼香

自宅での通夜や葬儀、法要のときなどに行われます。参列者が前に出て焼香するのではなく、焼香炉が順番に回ってきます。

焼香炉が回ってくると、両手で受け取って膝の前に置きます。スペースがない場合や椅子席の場合は膝の上に乗せます。焼香がすむと、遺影に合掌一礼して次の人に回します。

宗派による焼香の作法

焼香

基本の作法

  1. 両手に数珠をかけて合掌礼拝した後、数珠を左手にかけ、右手の親指・人差し指・中指で抹香をつまみます。
  2. 軽く頭を下げ、つまんだ抹香を額の前におしいただきます。
  3. 指をすり合わせるようにして、抹香を香炉に落します。
  4. 両手に数珠をかけて合掌礼拝します。

宗派によっては②の抹香を額の前におしいただく動作はせず、そのまま香炉に落します。

回数も宗派によって違いますが、参列者が多い場合などは時間調整のために回数が指定されることがあります。

天台宗

回数・作法に特に定めはありません。一般的には1回か3回行い、おしいただくかどうかも自由です。

真言宗

回数は3回、額におしいただいて焼香をします。

浄土宗

特に定めはありません。1回か3回行うことが多いようです。

浄土真宗本願寺派(西)

額の前には捧げず、1回行います。

真宗大谷派(東)

額の前には捧げず、2回行います。

臨済宗

回数はきまっていません。額におしいただき、1回行うことが多いようです。

曹洞宗

2回行います。1回目は額におしいただいて香炉に落し、2回目はそのまま落します。

日蓮宗

回数は導師が3回、一般参列者は1回とされています。額におしいただいて行います。

焼香のやり方は宗派によって違いがありますが、宗派の違う葬儀でも自分の宗派の作法で問題ありません。まずは自分の宗派の作法を覚え、余裕があれば相手の宗派に合わせればよいでしょう。

-葬儀

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

キリスト教の葬儀イメージ1

【キリスト教式】葬儀・葬式の流れと参列マナー

キリスト教式の葬儀は、仏式の葬儀と異なる部分が多く、実際あまり馴染みがない人も多いと思います。 いざキリスト教式の葬儀に参加するとなったら、内容があまりに仏式と違うので戸惑うかもしれません。 今回の記 …

棺桶

【直葬・火葬式】知っておきたいメリット・デメリット

直葬は火葬式とも呼ばれ、お通夜や葬儀・告別式などの儀式を行わず、ご遺体を24時以上安置した後に、火葬場で火葬するという葬儀の形態です。 核家族化の影響で親戚付き合いや近所付き合いが希薄になってきている …

葬式のお返しイメージ1

葬式のお返しの金額相場は?時期や品物も一緒に

葬式では多くの参列者が香典を持参するため、高いといわれがちな葬式費用を賄ううえで大変助かります。このためご遺族の側も、 葬式後に 香典をいただいた方々にお返しをするのがマナーです。ただ葬式を主催するこ …

祭壇の画像1

葬儀で飾る祭壇の意味と種類!花祭壇と白木祭壇とは

お葬式の祭壇には様々な形式や飾り方があるのをご存知でしょうか? さらにはお葬式が一通り済むと、多くの場合は遺骨が自宅に帰ってきますが、その際の飾り方にも宗教や宗派によって決まり 目次 ■祭壇とは何か …

ビジネスマン

任意後見制度とは?そのメリットと注意点!

高齢化が進む中で、任意後見制度が注目されています。 任意後見制度とは、自分が元気で判断力が十分なうちにあらかじめ後見人を決めておき、判断力が不十分になったときには任意後見人として自分の意思を代理し、実 …