終活に関する情報を総まとめしているホームページです。お葬式や、相続、遺言、保険、エンディングノートなど終活にまつわる情報を網羅している終活情報を専門に発信していきます。

葬儀

【慌てなくても大丈夫】会社帰りのお通夜の服装は?

投稿日:2017年4月13日 更新日:

お通夜受付

不幸はいつ訪れるか分かりません。

勤務中に訃報が入り、会社帰りにお通夜に向かわなければならないこともあるでしょう。

そうした急な場合、どのような服装を心掛けたらよいのでしょうか。

男女それぞれについてご紹介します。

男性の場合

〈服〉

服装は、訃報を聞いて急いでお通夜に駆けつける場合は、喪服ではなく平服でも構いません。

逆に、それが普通です。遺族の方も急なことで喪服を着ていない場合があり、喪服を着ていくと逆に失礼にあたることがあるからです。

ただし、平服でも地味な色彩・模様のもので、派手な服装は避けることもマナーです。

また、訃報を聞いてから半日~1日ほど時間があるのであれば、喪服で伺っても問題はありません。

〈その他〉

・シャツは、白が基本で、カラーシャツ、ストライプ、柄物は避けましょう。

・ ネクタイは、黒無地が基本で、派手なネクタイはマナー違反です。駅の売店やコンビニエンスストアでは黒のネクタイを販売していることも多いので、探してみてください。

・ ネクタイピンや胸ポケットのハンカチは、身に着けないのがマナーです。

・ 靴下は、黒無地が基本で、柄物は避けましょう。

・ 靴は、光沢のない黒が基本で、スエード、金具が付いているものは避けましょう。

女性の場合

〈服〉

急いでお通夜に伺う時は、男性同様「地味な平服」で問題ありません。

ただし、告別式・葬儀に参列せずにお通夜のみにしか伺わない場合や、訃報を聞いてから半日~1日ほど時間がある時は、喪服でも構いませんし、最近はその方が多いようです。

また、出来るだけ肌の露出を控えるのが基本です。

〈その他〉

・ 素足ではなく、必ずストッキングを(黒色・肌色)を履くのがマナーです。手元にない場合は、駅の売店やコンビニエンスストアで探し求めてください。

・ メイクは、派手にせず自然な感じで、マニュキュアも目立たない程度ならよいでしょう。

・ アクセサリーは、婚約指輪、結婚指輪以外は身に着けないのがマナーですが、パールの指輪やネックレスは例外として認められています。

・ 殺生を連想させる毛皮のコートやバック類は避けましょう。

留意点

急な訃報で弔問に出かけることになると、マナーに沿った服装をすることが難しくなります。

途中で買いそろえることも可能ですが、万全にはできないこともあります。

そうしたときは、「突然のことでしたので、このような服装で申し訳ありません」などと遺族に伝えましょう。

マナーに反した服装で弔問の場に現れると、遺族や他の参列者から「失礼な人だ」と思われてしまう可能性があり、ひと言添えることにより、「それならば仕方がない」と理解してもらうようにしましょう。

-葬儀

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

供花のお礼の画像1

葬儀の供花のお礼の方法…お返しの時期や品物は?

大切な人の葬儀には、さまざまな人が参列してくれるかと思います。 そんな中で供花や香典を頂いた後に、お礼の気持ちをお返しするのがマナーですが、弔電をもらった場合や、参列して貰った場合、更には供花を頂いた …

お葬式の流れの画像1

葬儀・葬式の流れと日程は?スケジュール進行とマナー

人が亡くなるのは急でも、家族であればしなければならないことが多くあります。 また、お葬式の準備などは一生のうちに何回もすることではないので、慣れているという人も少ないでしょう。家族が亡くなることを考え …

お葬式をしないの画像1

葬式をしない方法を解説!火葬のみの直葬・火葬式

近年、家族葬などの小さなお葬式を行うのが一般的になりつつあります。 お金をかけたくない、おおっぴらにしたくない、無宗教だから、生前言われていたなど、その理由はさまざまで、形や体裁にとらわれない葬儀をし …

妊婦のイメージ1

妊婦はお葬式に出ない方がいい?迷信や体調は大丈夫?

妊娠しているときは、外出や家事が大変で行動が制限されるものです。 しかし、そんな時に親族に不幸があった場合、妊婦さんは式に参列しなければならないのでしょうか。 しかし、そう悩む女性が多い中で、昔から妊 …

骨上げのマナーの画像1

お葬式のお骨上げって何?マナーや順番を解説

お葬式では、火葬の後に「お骨上げ」という儀式をします。 リアルに故人が亡くなったということを感じさせる儀礼なので怖いと感じる人もいますが、大切な儀礼ですのでマナーや作法などをしっかり守りたいものです。 …