終活に関する情報を総まとめしているホームページです。お葬式や、相続、遺言、保険、エンディングノートなど終活にまつわる情報を網羅している終活情報を専門に発信していきます。

仏壇

仏壇の価格相場は?安価な金額で購入する方法!

投稿日:2019年12月20日 更新日:

「仏壇を用意しなければならないんだけど、相場ってどのくらいなの?」

「仏壇の種類によって価格が違うって聞いたんだけど、どのくらい違うの?」

「安く購入出来る方法があったら知りたい!」

両親や親族などの近しい人が亡くなった場合、用意しなければならない仏壇。

通常、仏壇を購入する機会は人生でも1度か2度くらいの人が多いため、価格相場が分からない方がほとんどですよね。

いくらで仏壇買うのが適切なのか、理解しておかないと、必要以上に高い仏壇を買ってしまい、損をしてしまうことにもつながりかねません。

この記事では、仏壇の価格相場がいくらなのか、安価な金額で購入するには何をしたらいいのか、などについてご紹介しています。

仏壇の購入を検討されている方は、ぜひ購入前に一読してみてください。

お仏壇のはせがわ
お仏壇カタログ無料配布中!
1,000種類以上の組み合わせでお仏壇をご用意する「お仏壇のはせがわ」から、無料でお仏壇のカタログをお送りします。
現代仏壇から伝統的なお仏壇まで、ライフスタイルに合わせて幅広くご提案します。
お仏壇カタログ請求フォーム >>

仏壇の種類は4種類!

一般的に、仏壇の種類は、「唐木仏壇」「モダン仏壇」「金仏壇」「上置き仏壇」の4種類に分類されます。

以下では、仏壇の種類と特徴などについて、詳しく解説しました。

唐木仏壇

唐木仏壇は、古くは明治時代から作られるようになった仏壇で、黒檀や紫檀などの銘木呼ばれている木材を生かした仏壇です。

唐木は、中国がまだ「唐」と呼ばれていた頃に、唐から輸入された、国産ではない木材のことを指していました。

その唐木を使って作る仏壇であることから、唐木仏壇と呼ばれています。

材質や特徴

黒檀」「紫檀」「桑」「欅」などの、銘木を使って作られている仏壇であるため、非常に良質な素材を使った仏壇であることが特徴です。

高級品の唐木仏壇は、長い年月の間、美しい状態を保つため、重宝されています。

モダン仏壇

モダン仏壇とは、インテリア性を重視したすっきりとしたデザインの仏壇のことを指していて、リビングや洋室にも合わせやすいデザインになっています。

最近増えている仏壇の種類の1種で、ガラスなど木材ではない材質を用いてデザインを意識して作られているものもあります。

材質や特徴

従来から用いられている、銘木などの木材を使っていることは少なく、ナラ、桜、タモ、メープルなど、一般的な家具に使われる材質を使用していることが多いです。

デザインや大きさなど、選択肢が非常に豊富な仏壇でもあるため、どの家のインテリアにも合わせやすい作りになっています。

金仏壇

金仏壇は、「きんぶつだん」と読み、全体的に黒塗りした仏壇の内側に金箔が張ってある仏壇のことを指しています。

どれも同じような形に見えるかもしれませんが、宗派によって内部の形に違いがあるため、自分の宗派に合った金仏壇を選ぶようにしましょう。

材質や特徴

材料には、松やヒノキ、ケヤキ、杉などの材木が複合的に利用されています。

また、黒塗りの後に、施される金塗りには金箔が使われているため、高価なイメージがありますが、金箔の代用品を使っている比較的安価な仏壇も存在します。

上置き仏壇

上置き仏壇とは、通常の仏壇に設置されている、下台のない仏壇全般のことを指しています。

唐木仏壇、金仏壇、モダン仏壇のどのタイプでも、上置き仏壇は用意されていていますが、大抵はモダン仏壇で作られることが多いです。

材質や特徴

材質は、唐木仏壇、金仏壇、モダン仏壇のどの作りで作るかによって、変化するため、種類によってバラバラです。

上置き仏壇は、仏間を持たない現代的な家に置かれることが多く、棚の上などに設置するケースがほとんどです。

仏壇4種類のそれぞれの価格相場

では、ここからは、仏壇4種類のそれぞれの価格相場について具体的に見ていきます。

それぞれ、種類によって大きく値段が異なってくるため、まずは仏壇の種類選びをする際の参考にしてみてください。

唐木仏壇の価格相場

唐木仏壇の価格相場は、60~100万円ほどです。

もちろん、工法や材質にどの木をしようするかによって、大きく値段も異なりますが、比較的仏壇の中でも高い価格に設定されています。

100年以上の歴史を持っている作り方であるだけあって、質のいい材質を使っていることが多く、結果的に値段も高く設定されています。

モダン仏壇の価格相場

モダン大仏の価格相場は、10~30万円ほどです。

リビングや居間に合うように、家具調に作られているため、材質にもお金がかかっておらず、安価に購入することができます。

他の仏壇に比べて、デザイン性が優れているものも多いため、幅広い種類の中から、自分の家に合ったサイズ・価格のものを選べます。

金仏壇の価格相場

金仏壇の価格相場は、100~150万円ほどです。

金仏壇は、4種類の中でも最も高価に作られていて、仏間に置いてあるだけで、非常に煌びやかな印象を与えます。

特に、伝統的な金仏壇の製造には、木地師・彫刻師・蒔絵師・仕立て師など、様々な職人の手間がかかっているため、高価な値段に設定されています。

上置き仏壇の価格相場

上置き仏壇の価格相場は、10~30万円ほどです。

材質は種類によって異なりますが、コンパクトなサイズ感の仏壇であるため、価格も50万円を超えるものは、それほど見当たりません。

なるべくリーズナブルに仏壇を購入したい方は、ぜひとも上置き仏壇を購入してみるようにしましょう。

仏壇はどこで購入できる?

仏壇を購入することができるのは、大きく分けて「インターネット」か「仏壇・仏具店」の2択です。

インターネットで購入

最近は、仏壇のインターネット販売も盛んに行われており、楽天や仏壇会社のサイトから、簡単に購入することが可能です。

インターネットで購入する場合、中のレタリングや装飾を実際に見ることが出来ないというデメリットがあります。

しかし、インターネットで購入した方が、安価に購入することが出来ることもあり、実際に足を運ばなくてもいいところが大きなメリットです。

仏壇・仏具店で購入

最もオーソドックスな方法としては、仏壇・仏具店で購入する方法です。

仏壇・仏具店で購入する場合の1番のメリットとしては、実際に購入する仏壇や仏具を見てから判断することが出来る点です。

ネットだと写真でしか見れませんが、実際に置いてある仏壇を見ることが出来るため、詳細なデザインまでチェックすることが可能です。

仏壇の購入を安く抑える3つの方法

仏壇の値段は安いものから高いものまで、ピンキリですが、しっかりした仏壇を買おうと思ったら、それなりのお金が必要になりますよね。

であれば、なるべく安く抑えて購入したいと考える人も多いはず。

ここでは、仏壇を安く購入するための方法を3つご紹介します。

ネットで安くなっている仏壇を選ぶ

インターネットで購入する際は、幅広い選択肢の中から、値段の安いものを選ぶことが出来ます。

特に、楽天や大手仏具店などの大きなサイトの場合は、時期によっては割引セールなどを行っていることも多いです。

その中から、安くなっている仏壇を見つけて購入すれば、普通に買うより、圧倒的に安価に仏壇を購入出来るため、非常におすすめです。

外国産の仏壇を選ぶ

人生でも1度や2度しか購入する機会がないため、仏壇くらいは質の良い、長持ちしそうなものを、と考える方も多いですよね。

仏壇自体が、日本の工芸品でもあるため、出来るだけ国産の仏壇を購入したいという気持ちもあるはず。

しかし、国内で作られている仏壇と、国外で作られている仏壇では、値段が大きく異なります。

現在、販売されている仏壇の7割は海外産であると言われており、国産の仏壇は非常に稀です。

国外産の仏壇を選ぶことによって、値段は大きく抑えられるため、リーズナブルに抑えたい方は、外国産の仏壇を選ぶことをおすすめします。

サイズが小さい仏壇を選ぶ

仏壇は、サイズやデザインによって価格が大きく異なります。

前述したように、「上置き仏壇」などのサイズがコンパクトなタイプは、非常に価格が抑えられますが、下台がついているタイプのものは価格が高いです。

サイズが小さいものの中には、上置き仏壇だけではなく、「ミニ仏壇」と呼ばれるものもあり、部屋に置いても、それほど幅を取りません。

自宅に仏間もなく、特に仏壇にもこれといったこだわりがない方は、サイズの小さい仏壇を選ぶことで、大きく価格を抑えることが出来ます。

仏壇を購入する際の注意点

仏壇を購入する際に、絶対に間違ってはならないポイントがいくつかあります。

仏壇を購入してから、「やってしまった・・・」と後悔しないように、以下の2点については、必ずチェックするようにしてください。

仏壇のサイズに対してスペースは確保できるか

仏壇を購入する際に、必ずチェックして欲しいのが、仏壇のサイズについてです。

仏壇のサイズに対して、スペースがしっかり確保出来ていないと、思っていた場所に仏壇が置けなくなってしまいます。

また、和室や洋室など、仏壇のデザインに対して部屋のインテリアが合っているかどうかなど、スペースをどこに作るかも考えておく必要があります。

あらかじめ設置する場所を考え、幅と奥行きを考えて、サイズを測ってからお店に行って相談してみましょう。

宗派と仏壇のつくりに相違がないか

仏壇を購入する前に、絶対にチェックしておかなければならないのが、宗派の確認です。

仏壇は、宗派によってデザインが大きく異なるため、信仰と違うつくりの仏壇を買ってしまわないようにする必要があります。

例えば、浄土真宗の場合、金仏壇が使われることが多いですが、「浄土真宗本願寺派」と「真宗大谷派」はデザインが大きく異なります。

この他の宗派でも、仏壇のつくりには特徴に大きな違いが生じますし、地域によってつくりが更に異なります。

もし、自身の宗派や仏壇のつくりがよく分からない場合、お世話になっているお寺を訪ねて教えてもらうようにしましょう。

まとめ

今回は、仏壇の価格相場や、安価に仏壇を購入する方法について解説してきました。

仏壇には色々な種類があり、それによって値段も大きく異なります。

安く購入するには、購入する店舗やタイミング、仏壇のサイズなどを考慮して選ぶことが重要です。

これから仏壇の購入を検討している方は、ぜひ本記事を参考にして、仏壇の価格を知ってから、購入するようにしましょう。

お仏壇のはせがわ
お仏壇カタログ無料配布中!
1,000種類以上の組み合わせでお仏壇をご用意する「お仏壇のはせがわ」から、無料でお仏壇のカタログをお送りします。
現代仏壇から伝統的なお仏壇まで、ライフスタイルに合わせて幅広くご提案します。
お仏壇カタログ請求フォーム >>

-仏壇
-, ,

執筆者:

関連記事

仏壇の供花のイメージ1

仏壇に供える花は造花でもいい?供花の意味から解説

自宅に仏壇がある時に、供養する気持ちは十分あるものの、毎日お供えをあげるのが時々面倒くさいと思うことはありませんか?特に花は生花を供えるのが基本とはわかっていても、すぐに枯れてしまうことを考えると、造 …

樒のイメージ1

樒(しきみ)を仏壇に供えるのはなぜ?飾り方も解説

突然ですが仏壇にお供えはどのように飾っていますか。あまり何も考えずに並べている、という人も意外に多いのではないでしょうか。 先祖や故人を供養する時に1番大切なのは、供養する供養する気持ちですからあまり …

プリザーブドフラワーのイメージ1

仏壇にプリザーブドフラワーを仏花として供えていい?

数あるお供え物の中でも特に重要な役割を持っている花。 仏壇用の供花といえば生花が一般的ですが、段々と萎れてしまう花のお世話や水の入れ替えは、やはり大変ですよね。 それに加えて、落ちた花弁の片付けや花瓶 …

お供えの水のイメージ1

仏壇にお供えする水のマナー!お茶で代用してもいい?

仏壇には多くの仏具やお供えを飾ります。しかしそれらは適当においてもよいというものではなく、ルールに則った飾り方、供え方があります。 そこでここでは、特に仏壇に供える水に注目して、どのように供えればよい …

神棚のお供えのイメージ1

神棚のお供え物の作法を解説!配置には決まりがある?

皆さんは神棚にお供えするものや順番はご存知でしょうか?若い世代は特に神棚を知らない場合も多いでしょう。 神棚は神様を祀るための神聖な棚となっていますので、順番や場所を間違えると失礼になってしまいます。 …