終活に関する情報を総まとめしているホームページです。お葬式や、相続、遺言、保険、エンディングノートなど終活にまつわる情報を網羅している終活情報を専門に発信していきます。

葬儀

【直葬・火葬式】知っておきたいメリット・デメリット

投稿日:2017年4月13日 更新日:

棺桶

直葬は火葬式とも呼ばれ、お通夜や葬儀・告別式などの儀式を行わず、ご遺体を24時以上安置した後に、火葬場で火葬するという葬儀の形態です。

核家族化の影響で親戚付き合いや近所付き合いが希薄になってきていることなどから、直葬を選ぶ人も増えてきましたが、直葬にもメリット・デメリットがありますのでご紹介します。

直葬のメリット

1) 手間がかからない

直葬は、お通夜、葬儀・告別式、初七日などの儀式を行わないため、葬儀としての手間がかかりません。

また、直葬に参列するのは、親族などのごく少数なので、一般の葬儀のように参列者への対応はしなくて済み、煩わしさがありません。

2) 費用を抑えられる

直葬は、お通夜、葬儀・告別式、初七日などの儀式を行いませんので、費用が抑えられます。

また、参列者もごくわずかですので、返礼品や食事代などの接待の費用が少なくて済みます。

直葬のデメリット

1)十分なお別れができない

お通夜、葬儀・告別式などの儀式を行わないので、人によっては十分なお別れが出来ないと感じる人もいます。

お通夜、葬儀・告別式などの儀式には、故人を失った事実を受け止め、心を癒していくという意味もあり、儀式をきちんと行えば良かったと後悔する人もいるようです。

2) 親族や知人から反感を招くことがある

直葬は、お通夜や葬儀・告別式などの儀式を行わないので、親族からも「故人が可哀想だ」などと反感を招くことがあります。

また、故人と親しかった知人などが別れを惜しむ機会がないので、お通夜や葬儀・告別式をやって欲しかったと寂しがられることもあるようです。

3) 直葬後にお参りにくる人がいる

直葬が終わった後、故人の知人や近所の人が自宅にお参りにくることがあります。

直葬の場合は、会葬礼品なども用意していないので、お参りに来た人に渡すお礼の品がなく、困ることがあります。

また、直葬では僧侶を呼ばないことも多いので位牌もないことが多くなっています。
位牌がないと、お参りに来た人の中には、何に手を合わせているのか不明確と感じ、位牌をないことに疑問を持つ人もいます。

-葬儀

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

納棺の儀の画像1

お葬式最初の儀式「納棺の儀」とは?マナーや服装

お葬式で最初に行う儀式に、納棺の儀式があります。 納棺の儀は、自宅や安置場所に運び込まれた故人を、お通夜の前に棺に納める儀式です。 お通夜や告別式に比べると語られることが少ない納棺の儀ですが、内容はど …

葬式の髪型イメージ

葬式にすべき髪型とマナー違反にならないための注意点

葬式に相応しい髪型・ヘアスタイルは、どのようなものでしょうか?葬式では髪型も、悲しみの場に相応しいヘアスタイルで参列する必要があります。喪服に似合い、髪型・ヘアスタイル、髪を整える際の注意点をご紹介し …

骨上げのマナーの画像1

お葬式のお骨上げって何?マナーや順番を解説

お葬式では、火葬の後に「お骨上げ」という儀式をします。 リアルに故人が亡くなったということを感じさせる儀礼なので怖いと感じる人もいますが、大切な儀礼ですのでマナーや作法などをしっかり守りたいものです。 …

介護オムツの画像1

そろそろ介護オムツの出番?選び方や使い方を解説

「自宅が、なんだかおしっこ臭い気がする。」と思った経験ありませんか? 原因は排泄の失敗であることが多いです。持病によっては尿の臭いも独特なことがありますよね。 介護をしていると、必ずといっていいほどぶ …

スマートフォン

企業や学校で違う!? 忌引きの休暇の日数や規則

近親者が亡くなったとき、葬儀で喪主を務めたり、遠方の葬儀に参列したりするために会社や学校を休まなければならなくなることがあります。そのために取ることができる特別休暇を「忌引き」といいます。 訃報はいつ …