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20代にとっての終活とは?取り組むメリットを紹介

投稿日:2019年11月29日 更新日:

少子高齢化が日に日に進む日本社会の中で、「終活」という言葉を1度は聞いたことがあると思います。20代の方にとっては、まだまだ人生の終わりの事を考える終活は無関係思うかもしれません。しかし、実は20代から終活に取り組むことは、理想の生き方を考える自己理解の一環であることをご存知でしょうか?

この記事では、
・20代にとっての終活
・20代から終活に取り組むメリット
・20代の終活でやるべきこと3つ
を現在27歳で、葬儀社に務めた経験もある筆者がご紹介します。

20代にとっての終活とは?

「終活」とは、自分の人生の終わりに向けて、自分のこれまでの人生の振り返り、保険や不動産などの相続関係の見直しや葬儀の準備を行う活動です。20代の場合、このような終活に取り組むのは、早いのでは?と感じる方も多いはず。

しかし人生急に何が起こるかはわかりません。また20代は学生から社会人になる、結婚をして家族を持つなど変化が多い時期でもあります。そのためこれまでの人生を振り返り、保険など身の回りのことを見直すことによって、自分の価値観を改めて知り、今後どのように生きたいか?を考えることができます。

20代にとっての終活は、今後の人生を考える自己理解の一環といえるでしょう。

20代から終活をはじめるメリット

20代から終活をはじめることには、2つのメリットがあります。

1.自分の生き方を考えられる

前項で述べた通り、自分今後の人生を考えられることが20代の終活のメリットです。20代になると10代の頃とは変わり、仕事や学業、子育てなど毎日やるべきことに追われて、自分と向き合う時間が取れていない方が多くいます。
気が付くと単調な毎日なっており、ふとした瞬間に虚無感を感じることもあるでしょう。一度しかない人生をより自分らしく生きるために、日々少しずつ時間を取って自分と向き合う「終活」は20代にとっても有意義な活動です。

また「終活」と考えると、荷が重いと感じる方もいるかもしれません。終活と考えると荷が重く感じた方は、明るい未来への「就活」と思って気軽に取り組んでみることをおすすめします。

2.両親の終活に備えて知識を身に付けられる

いずれ訪れる両親の終活に備えて、事前に知識を身に付けられることも20代の終活のメリットです。
人を見送る際は、悲しみにくれる中、葬儀の準備をはじめ相続の手続きや身の回りの整理などやるべきことがたくさんあります。終活に関する知識を身に付けることで、いざという時焦らずしっかり対応ができるでしょう。

またこの機会に両親と檀家のお寺があるかなど葬儀関係のことを確認する、自分の幼少期について一緒に振り返るなど、じっくり話し合ってみることは自分と両親双方の終活に繋がります。

20代の終活でやること3つ

20代の終活でやるべきことは大きく分けて3つあります。取り組んでほしい順番に、具体的な内容を解説します。

1. 断捨離・生前整理をする

まずはじめに断捨離・生前整理です。自分の身の回りにあるものを1度整理して、本当に必要なものを残すことで、心身ともにすっきりとした状態で自分にとって大切なものが何かが見えてきます。

終活においては、亡くなったあとに残された家族が困らないように身の回りの整理をすることは「生前整理」と呼ばれています。しかし20代の終活の場合は「断捨離」と捉えて、身の回りにあるものを1度整理すると捉えることで気軽に取り組めるでしょう。
具体的な断捨離の取り組み方を解説します。

断捨離の取り組む順番

1日で断捨離を終わらせようとせず、ゆっくり時間をかけて取り組むことが大切です。今日はクローゼットの整理、来週は本棚の整理……と整理する場所を決めて取り組んでいきましょう。
断捨離の取り組む順番は、断捨離について解説している「人生がときめく片付けの魔法」の著者・近藤真理恵さんが提唱する下記の順番がおすすめです。

1.衣類 
2.本 
3.書類 
4.小物 
5.思い出の品

身近なところから取り組むことで断捨離に慣れて、最終的に断捨離の難易度が高い思い出の品の断捨離に取り組めるようになります。

捨てる基準と残す基準

いざ断捨離に取り組むと残すか捨てるか迷って進められない……ということも多いです。迷った時は下記の基準を元に、捨てるか残すか決めてみてください。

1つ目に、1年以上使っていないものは、今後も使わないものとして捨てましょう。勿体ないと思っても1年以上使わなかったものは、今後も使うことはないので捨てる選択をします。
2つ目に「もう1度同じ値段を出して購入したいか?」を考えてみてください。もし同じ値段を出してまで購入したくないと思ったら、それは今の自分には必要でないということです。

そしてここまで紹介した基準で決められない時は、期限をつけて一旦保留にしましょう。例えば1カ月保留にすると決めたら、1カ月後もう一度捨てるか残すかを紹介した2つの基準で考えてみてください。

また保留にした時は、1カ月の間で保留にしたものを思い出したか?必要になる場面があったか?も検討材料にいれると決めやすいです。思い出す場面や必要になる場面がなかったら、いまの自分にはなくても大丈夫なものという判断をしましょう。

捨てるだけでなく譲ることも検討する

いまの自分には必要ないけれど、「捨てる」ということに躊躇してしまう時は、必要としている人に「譲る」という選択肢もおすすめです。メルカリやリサイクルショップで売れば、自分にとって不要になったものを必要としている方に譲ることができます。

また不用品を売ったらお金も手に入るので、一石二鳥です。手に入ったお金で貯金をしたり、新たな学びを得るために投資をするなど有効活用しましょう。

2.エンディングノートを書く

エンディングノートとは、自分の人生の終末期について書き残すノートです。自分のプロフィールをはじめ、友人関係、希望の葬儀形式やお墓、相続についてなどを記入します。
エンディングノートの選び方から書き方、注意点を解説しますね。

エンディングノートの選び方

はじめにエンディングノートの選び方についてです。エンディングノートの選び方は主に下記の3つになります。

1.市販のエンディングノートを購入する
2.市販のノートをエンディングノートとして活用する 
3.Excelに書き込む

市販のエンディングノートの場合、20代の方は相続やお墓についてなどまだ無理に書かなくてもいい項目が多いです。そのため市販のノートを自分の書きやすいようにエンディングノートとして活用する、もしくは手軽に書き込めるExcelで作ることをおすすめします。

書いておきたい項目

20代の方がエンディングノートに書き込んでおきたい項目は2つです。
まずはじめに、自分のプロフィール・自分史です。生年月日や血液型からはじまり、幼少期や学生時代の思い出を書き出します。

次に銀行口座や保険について書き出しましょう。万が一のことがあった際に家族が確認することができ、また現在支払っているものや加入している保険が自分にとって必要なものかを見直せられます。

エンディングノートを書く時の注意点

エンディングノートを書く時は、断捨離と同じく時間をかけて進めましょう。人間関係や自分を取り巻く状況は日々変化するものであり、人によっては過去のことを思い出すのがつらい場合もあると思います。無理せずに書こうと思ったときに少しずつ取り組んでみてください。

また保険などの情報は状況が変わることもあるので、定期的にエンディングノートに書いた内容を見直しましょう。おすすめは1年に1度のペースでの見直しです。

3.理想の未来について考える

断捨離を通し自分に必要なものを身の回りに残し、エンディングノートを通して自分のこれまでの人生について振り返りをしてきました。これまでの過去と現在を見直したら、最後に理想の未来について考えてみましょう。

やってみたいことを考える

ずっとやってみたいと思っていたことや新しく始めてみたいことを書き出してみましょう。ここまで断捨離を通して本当に大切なものだけを残し、エンディングノートを書いてこれまでの人生を振り返ってきたことで、今後やってみたいことが見えやすくなっています。

「もし時間もたっぷりあって、お金にも困らない状況だったら?」と考えると、損得関係なく自分が心からやってみたいことが思い浮かびやすいです。

今日からできる「小さな行動」を決める

やってみたいことを見つけたら、やってみたいことに取り組むために今日からやれることを考えてみてください。おすすめは小さく毎日取り組める内容を決めることです。「毎日100回腹筋をする」といった大きな行動ではなく、「今より毎朝15分早く起きる」「1カ月に最低1冊は本を読む」など小さい行動を決めてみてください。

大きな行動予定を立てると達成しづらいですが、小さな行動は着実に取り組むことができ、自分に自信を持てるようになります。

やってみたいことのスケジュールを決める

最後にやってみたいことのスケジュールを決めましょう。具体的に「いつまでに」取り組むかを決めることで、前項で決めた小さな行動を毎日しっかり取り組み、結果的にやってみたいこを達成することに繋がります。

いつまでに取り組むか?は、3カ月後でも6カ月後、または1年後でも大丈夫です。自分の気持ちや生活スケジュールに合わせて決めましょう。また決めたスケジュールに取り組んだあとにやりたいことに取り組めたかを見直してみてください。

しっかりできていたら次のステップに、できていなかったら改めて自分の進めやすいペースでスケジュールを決めて取り組んでみましょう。

まとめ

20代の終活について紹介しました。20代のうちから人生の最後を考えるのは早すぎる、という方もいるかもしれません。

しかし人生の最後をより良くするために、これまでの人生を振り返り、理想の未来を考えるのに20代の終活は最適です。毎日少しずつ断捨離やエンディングノートなどに取り組むことで、これからについてゆっくり考えることができます。

ぜひこの機会に、20代のうちから終活に取り組んでみてはいかがでしょうか?

笹まいプロフィール画像
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ライター:笹 まい

大学卒業後、冠婚葬祭企業に就職。営業職として、互助会の加入案内や終活セミナー講師を経験。 葬儀や終活に関するお悩みをわかりやすく解説していきます。

 

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