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終活で身辺整理をしよう!スムーズな片付けのコツ

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終活はここ数年で非常に流行りだした活動であり、テレビや雑誌などでも多く取り上げられます。
終活はその名の通り、終わりの活動、終わり=死去に向かった活動を言います。
この終活を行うことによって身辺整理が出来て、もし突然亡くなったとして終活をしていると残された家族に負担を掛けずに済みます。

今回の記事では、終活で重要な身辺整理のコツを、終活の基本とあわせて解説します。

■終活とは?終活について知っておく

終活とはその名の通り、終わりに向けた活動です。死に対して身辺整理をして準備をするということです。
これは、マイナスのイメージで捉えられがちですが、そういう訳ではありません。
自分の為に周りの為に終活を行う、プラスの活動です。

ここでは終活について詳細をご紹介していきます。

・終活とは何なのか?

終活とは、主に自分らしく最期を迎えるため死による問題を解決するために生前に整理をしておくということです。

自分らしく最期を迎えるために、病気に対する意思表示(延命はするのか等)を事前にしておきます。
また、自分が認知症になった際に誰に身上や財産等を管理してほしいのかということも決めておきます。

死去による問題は、主に遺産問題です。遺産をどのように処分するのか、誰に相続をするのかなどもきちんと決めておくことによって、残された家族間でトラブルを起きることを防止できます。

・終活を行わないデメリット

それでは、終活を行わないとどのようなデメリットがあるのでしょうか?

例えば、脳梗塞で倒れて寝たきりになったとします。
食事が食べれなくなったので医師から「胃ろうをして延命をしますか?」と聞かれたとします。

本人の意思がないままどうするのか家族が決定することになりますので、家族からするとその選択をするのは非常に難しいです。

また、死去した際に遺産があるとします。
遺言書などがない場合は、その遺産をどのように配分をしたらいいのか残された家族で話し合うことになります。
少しの財産であれば問題ありませんが、これが大きな財産になった場合、ほとんどの家庭でもめるでしょう。

これが終活を行わないデメリットであるといえます。

・本人より家族が希望するケースも多い

最近では、本人よりも家族が積極的に終活を勧めていくことが増えてきています。
やはり、何かあった時では既に遅いですので、何か問題が起きる前にある程度の問題解決をしてもらうのです。

やはり残された家族としては、出来るだけもめたくないと考えるようです。

また、医療の同意や延命などでも、家族が判断できにくいケースもありますので事前に来とっておく家族も多いです。

■身辺整理のコツ

終活で行うことのひとつとして、身辺整理があります。
その名の通り身の回りのものを整理しておくということです。

しかし、身辺整理は生前の場合はなかなか前に進まないのが現状です。
身辺整理を上手く行うコツとはどのようなものがあるのでしょうか?

・身辺整理はどこから手を付けておけば良いのか?

まず身辺整理に必要なのは物を減らすということです。
大切なものは捨てる必要はありませんが、必要でないものは捨てて物を少なくすることをお勧めします。

ポイントとしては、1年間使わなかったものは捨てるということです。
特に衣類などでは当てはまるケースが多いでしょう。

1シーズン使わなかったものは、ほとんどの場合次のシーズンでも使わないです。
このことを頭に入れて整理をしていくと、驚くほどスムーズに整理が進むでしょう。

・業者に依頼をするポイントと注意点

身辺整理をする場合に荷物が多いと業者に依頼をするケースがあります。
いわゆる荷物処分業者です。しかし、荷物処分業者といっても様々な種類があることを覚えておきましょう。

業者の中には、身辺整理が得意な業者があります。
特に終活に力を入れている業者もありますので、そういったところに依頼をするとスムーズに物事が運びますし、アドバイスなども受けることが出来ます。

・身辺整理はいつからしたらいいのか?

身辺整理のタイミングはやはり体が元気なうちにしておいた方が良いです。
老人ホームに入る前にしたらいいのではと思われる方もいますが、老人ホームに入る前はほとんどの場合要介護であり、体が上手く動かないことが多いです。

その為、体が元気なうち、自分で判断できるうちにしておいた方が良いでしょう。
ポイントとしては、年齢で整理をしていくということです。
退職をした60歳~65歳のタイミング、70歳になったタイミング、80歳になったタイミングといったように区切りで整理をしていくと上手く進みます。

■認知症になった際の対処は終活の基本

認知症には非常に多くの方がなっています。
今は頭がしっかりとしているからといって、認知症にならない訳ではありません。誰しもがなる可能性があるのが認知症です。
そのため、認知症になった場合の対処は終活の基本となっています。特に家族がいない方の場合は、必ず対処を考えておいた方が良いでしょう。

もし認知症になっても自分が満足いくように、周りに迷惑をかけないようにしておきましょう。

・財産管理について

財産管理はその名の通り財産を管理してくれる人を決めておくということです。
家族がいる場合でも、任せられないと考える場合は第三者に依頼をしておきましょう。

依頼をする場合は様々な機関がありますが、お金に余裕がある方は弁護士がおすすめです。
弁護士であれば、法律のプロですので財産管理はしっかりとしてくれます。また、司法書士や行政書士などもおすすめです。

お金があまりない方は社会福祉士などでも良いですし、社会福祉協議会などで紹介をしてくれるケースもありますので相談をしておきましょう。

・後見制度について

後見制度は、認知症などで判断能力が無くなった際に、本人の代わりになって判断をしてくれる人の事を言います。
後見制度は主に法定後見と任意後見があり、任意後見制度の場合は誰にしてもらいたいのか自分で選択をすることができます。

家族でも指名ができます(例外あり)ので、事前に自分がなって欲しい方を選択するようにしましょう。

後見人は本人の代わりとなって財産を管理したりしますし、老人ホームに入所するのであれば代わりに老人ホーム選びや契約などの手続きを行う重要な役割ですので、信頼できる方に依頼をしておくようにしましょう。

・認知症になってからの後見制度について

認知症になって、自分で自分のことが出来る状態でも後見制度を活用することができます。
その場合は法定後見と呼ばれる制度を活用することになり、任意後見のように自分で誰にみてもらうのか選択することはできません。

誰が決めるのかというと裁判所になります。
家族がなることはほとんどなく、社会福祉士や司法書士、弁護士などがなる場合があります。
また最近では市民後見人と言い、市町村が指定した町の方がなるケースもあります。

いずれにしても自分が希望しない方がなるケースもありますので、認知症になる前に任意後見で将来後見人になってくれる方を選んでおくと良いでしょう。

■亡くなってから迷惑をかけないように

終活には亡くなってから周りに迷惑をかけない為にも行います。
亡くなってから遺産等でもめると周りの家族も不幸になってしまいます。
また、葬儀についても事前に希望をだしておくことによって、家族の負担が軽減されます。

亡くなってから周りに迷惑をかけないためには、どのような終活を行うべきなのでしょうか?

・遺言書作成は必須

終活と遺言書の作成はセットで考えられているほど、重要なものとなります。
遺言書は亡くなってからの自分の希望を書いておく書類です。
遺言書には自筆遺言書公正証書遺言があります。

自筆遺言書は作成にお金がかかりませんが、作成方法を間違うと無効になったり、裁判所での検認という作業が必要になってきますのであまりお勧めとはいえません。

やはり作成をするのであれば公正証書遺言です。公正証書遺言はその名の通り、公正証書で作成する遺言書です。
公証役場が認めた遺言書ですので、無効になることはありませんし、検認の作業が必要ありませんのでスピーディーに実行することが出来ます。

また、公正証書遺言の場合は、公証役場で遺言書を保管していますので、紛失したりすることがなく安全です。

・葬儀会社と事前契約が出来る?

葬儀については、事前にどのような葬儀をしておくのか葬儀会社と打ち合わせをしておくと良いでしょう。
また葬儀会社によっては事前にお金を支払って契約をすることもできます。

そこまでしておくと遺族も手間なく葬儀を実施することが出来るでしょう。
葬儀となりますと数百万円かかる場合もあります。
これを遺族だけで負担をするのは厳しいこともあります。
そのため、あらかじめお金を支払っておくことによって、お金の負担を軽減させてあげることが出来ます。

・家族の意向を確認しておく

葬儀にしても遺言書についてもあらかじめ家族の意向を聞いておくと良いでしょう。
自分ひとりで決めれる問題はありますが、やはり家族ともきっちりと話をしておく方が良いです。

特に財産分与で子供に差を付ける場合はきちんと話合っておきましょう。
息子にはたくさん世話をしてもらったので持ち家の相続をする、娘にはお金で支援をしてもらったのでお金を多めに渡したいなど、状況に応じて差が出ることもあります。

その理由をきちんと相手に伝えて、納得してもらうと非常にスムーズな財産分与が出来ます。

また、遺品整理などでは遺言書には書ききれない細かな部分もあるかと思います。
そういった場合は口頭で伝えておき、口頭で伝えている旨を遺言書に記載しておくと良いでしょう。

■まとめ

終活をすることは労力がかかります。そのため出来ることから少しづつ行っていくことが大切です。
また、周りの力を借りることも必要になるかもしれません。

しかし、行わないと様々な問題が発生することが目に見えている状態ですので、少しづつでも終活を行うと良いでしょう。

綺麗に身辺整理をして周りも幸せにしましょう。

執筆:小林唯(フリーランスライター)

資格:介護福祉士、社会福祉士、介護支援専門員
特別養護老人ホームで介護職員として勤務をしたのち、デイサービスにて生活相談員で勤務。ケアマネ取得後は施設ケアマネ、居宅介護支援事業所で在宅ケアマネを経て、社会福祉士取得しい特養で生活相談員としての勤務経験あり。

 

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