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仏壇

仏壇のサイズはどう選ぶ?表記・種類と選び方を解説

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仏壇のサイズのイメージ1

仏壇というと人によって持つイメージは様々なのではないでしょうか。
特に大きさは、実家が地方にある場合は、実家にあった仏壇は先祖代々の大きくて立派なものというイメージでしょうし、実家が都心の場合はそこまで大きいイメージはないでしょう。
中には実家の仏壇が、すでに現代の住宅事情に合わせたミニチュアサイズのものだったという場合もあるかもそれません。

そこでここでは仏壇のサイズはどう選ぶか、そしてそれは仏壇のどこを測っているのか、という点について解説します。

仏壇の種類

まず仏壇にはどのような種類があるのでしょうか。
小さな仏壇もあるのでしょうか。

モダン仏壇・現代仏壇

最近増えて来ている仏壇が、モダン仏壇というものです。
別名を現代仏壇と言ったり、家具調仏壇と言ったります。

通常の仏壇は「仏壇造り」という建築様式があるように、いかにも和様なものです。しかし現代では和室があるという家も少ないでしょう。
通常の仏壇は洋式のリビングルームや、フローリングの部屋には余りに似合いません。
そのような家の内装に合わせてデザインされたのがモダン仏壇です。

モダン仏壇とは、おしゃれな家具のようなデザインをしていて、扉を閉めてしまえば一見して仏壇とは分からないようものも多いです。
見た目としてはまさに、クローゼットと変わりません。
また塗装も黒塗りなどではなく、北欧風の白木のようなものも出ています。

さらにモダン仏壇はサイズが豊富で、金額も数万円から数十万円と多彩なのが特徴です。
特に金額は、一般の仏壇は十万円以上しますから、かなり安く手に入るでしょう。また一方で、逆に素材や使われている金具、施されている彫刻や蒔絵を豪華にした高額なものもあります。

唐木仏壇

唐木仏壇とは従来のイメージで言うと、最も仏壇らしい仏壇です。
材料は黒檀(こくたん)や紫檀(したん)、鉄刀木(たがやさん)などで、印象としては非常に重厚で落ち着いた感じです。
また耐久性が高く、ものによっては100年以上もつ場合もあります。

値段は、数万円から高いもので数百万円もします。
この違いは、材料や工法、使われている金具や施されている彫刻や蒔絵によって生じます。
中には人間国宝級の職人の手作りの仏壇と言うようなものもあり、これはちょっとした家が買えてしまうほどの値段です。

金仏壇

金仏壇は杉や檜などの白木を材料にして外見は漆を塗り、内部に金箔を施している仏壇です。非常に豪華に見えるのが特徴です。

値段は、数万円から数千万円までと非常に幅が広いです。
これも使っている材料や工法、あるいは金具や彫刻などによる差です。特に金箔の純度によって大きく金額が上下します。

小さい仏壇:ミニ仏壇・上置き型仏壇

住宅事情で大きな仏壇が置けないときもあります。
それでも仏壇が欲しい時は小さなものを買いましょう。

ミニ仏壇

ミニ仏壇はその名の通り、自宅の棚や家具の上に置いても違和感のない小さなサイズの仏壇です。上置き型のモダン仏壇がこのように呼ばれます。
自宅に仏間がない、リビングに仏壇を置かなければならない、という場合にぴったりのものです。

上置き型仏壇

上置き型仏壇は棚やタンスなどの家具の上に置ける小さな仏壇です。
ミニ仏壇は上置き型のモダン仏壇です。

伝統的な唐木仏壇、金仏壇にも上置き型のものがあり、和室はあるけど置く場所がないといった時には上置き型を選ぶと良いでしょう。

宗派別の仏壇とは

また仏壇は仏教の宗派によって、そのデザインが規定されている場合もあります。ですから個人的に好きなデザインだということだけで、あるいは値段だけで仏壇を選ばずに、購入前に教義上デザインに規定があるかどうかを1回確認するのがおすすめです。具体的な、宗派による仏壇のデザインの規定は以下のようなものです。

浄土真宗

浄土真宗では、仏壇は基本的に金仏壇と決まっています。

浄土真宗以外

浄土真宗以外の場合は、あまり重要な教義上の仏壇のデザインの規定はありません。ですから自由に好きなデザインの仏壇を選びましょう。

仏壇のサイズ

仏壇の購入の際に重要なのは、デザインや仏壇の置き場所もありますが、それ以上のものがサイズです。
なぜならせっかく好みの仏壇を購入しても、納めるつもりだった、たとえば床の間や家具の上などに入らない、という場合もあるからです。
あるいは置けても、周囲の雰囲気を合わないくらい威圧感のある大きさだった、という場合もあるでしょう。
ですから仏壇の購入の際にはサイズをしっかり検討することが大切なのです。

仏壇と置き場所の寸法はどこを測る?

仏壇は高さ、幅、奥行きを採寸します。
扉が閉じている状態で、それぞれの幅の一番広い所を測りましょう。

あわせて置く予定の場所の採寸しますが、置き場所のサイズと仏壇のサイズがピッタリ一致してしまうと、扉が開けなくなります。
置き場所に対して少し余裕のある寸法の仏壇を選びましょう。

同時にマンションやアパートの場合は、意外に玄関や部屋の入口の幅が狭いこと多々あります。
仏壇を置く場所だけではなく、運び込むルートの扉や通路の幅も測って、そこを通れるサイズの仏壇を選びましょう。

仏壇のサイズ表記は

仏壇のサイズの表記にはその幅を示すものとして「号」「尺」「代」の3種類があります。
少し複雑ですが、仏壇は種類によって、サイズを表記する単位が変わるのです。

どのように違うかと言うと、棚の上などに置く「上置仏壇」の場合は「号」、床に直接置く「台付仏壇」の場合は「尺」、金仏壇の場合は「代」という具合です。

自宅の設置場所などを測る上で、この表記をメートル法で表しておくと、1号=約3cm、1尺=約33cmです。
「代」は仏壇が前開きか三方開(さんぽうひらき)かで違い、それぞれ高さ×幅×奥行きのサイズで決まっています。

仏壇の大きさには決まりはない

仏壇には仏教の教義上、これよりも大きくなければならない、あるいは逆にここまでの大きさにするのがマナーだというような決まりはありません。ですから自分のイメージと設置場所のスペースに合わせて、好きなサイズのものを選びましょう。

仏具サイズと仏壇の置き場所

小さな仏壇を選ぶ場合、仏具もそこに置けるものを選びます。
あるいは、仏具を一部省略しても良いでしょう。

ただし、仏壇に最低限揃えておきたい仏具が、香炉、火立(ロウソク立て)、花立の三具足です。
平均的な三具足のサイズは以下ようなものなので、参考にしてください

  • 香炉:幅75×高さ72×奥行72(mm)
  • 火立:高さ9.6cm~22.4cm
  • 花立:高さ8cm×口径6.6cm~高さ17.4cm×口径14.3cm

仏壇の重さはどのくらい?

また仏壇を棚などに置く場合は、その棚が耐えられる重さについても検討しておくこと大切です。
一般的な仏壇の重さは、ミニ仏壇で1kg、通常の仏壇で約8kgです。

仏壇の置き場所はどこがいい?

仏壇をどこに置くかによってもサイズは変わってきます。
仏壇はどこに置くのが1番良いのでしょうか。

置き場所はリビングがベスト

昔の日本家屋には家族1人1人の部屋はなくても仏間だけは必ずあり、仏壇はそこに設置されていました。
しかし最近の住宅事情と、優先順位の変化によって仏間のある家は珍しくなってきました。

ですから、現在は仏壇は家の普通の部屋のどこかに置くことが一般的です。
その際に1番設置にふさわしい部屋はリビングでしょう。
なぜなら仏壇は毎日お参りするので、すぐに手を合わせやすいほうが良いからです。
また線香に火をつけたりするので、いつも目に付くところにあったほうが安全でもあります。

仏壇の向きにも決まりがある

仏壇を置く向きにも実は決まりがあります。
仏壇の設置を予定した場所に置いた場合、仏壇がどちらの向きになるのかも考えましょう。

具体的には宗派や教義によって以下のような考え方があります。

南面北座

南面北座説は、仏壇を南に向けて設置し、お参りする場合、北に向くという考え方です。
これは仏壇を北に向けると縁起が悪いという考えから来ていますが、現実問題として仏壇に直射日光が当たると仏壇が劣化してしまうため、南面北座の方が良いというメリットもあります。

曹洞宗・臨済宗はこの配置にする傾向があります。

本山中心

仏教は宗派ごとに本山を持っています。
本山中心説は、仏壇が総本山の中心線と一致している方向に置く、と言う考え方です。この考え方に沿って仏壇を置けば、仏壇を拝むことが即ち、本山の本堂で拝むことと同じになるのです。
したがって本山の場所によって、仏壇を置く東西南北は変わります。

真言宗ではこの配置が採用される傾向にあります。

東面西座

仏教では西方浄土と言って極楽が西の方にあるとされています。
東面西座説は仏壇を東に向けて置くことによって、拝む際にその極楽のある西の方角を拝むことになるようにする、という考え方です。

浄土宗、浄土真宗、天台宗はこの配置が採用される傾向にあります。

仏壇を置くときの注意点

仏壇を置く際には、上で書いたようにサイズと置く向きを考える必要がありますが、それ以外に注意点もいくつかあります。

避けたほうが良い場所

仏壇は木製なので、直射日光、湿気、冷暖房の風によって劣化してしまいます。ですから仏壇を置く際には、直射日光が当たる場所や、湿気が多い場所、冷暖房の風が当たる場所は避けましょう。

押し入れでもよい

仏壇は拝むものだから押し入れはふさわしくないという考え方もありますが、現代ではそのようなタブーは考えなくても良いでしょう。
仏壇は押し入れの上段、床の間、家具や棚などの上に置いても大丈夫です。
ただし、テレビやステレオなど音の出るものの上に置くのはNGです。
また仏壇の上にものを置いてもいけません。

押入れをリフォームして半間の仏壇の置き場所にするという方法もあります。

仏壇は目線より下には置かない

仏壇を拝んだ際に、その自分の目線よりも下にあることは避けましょう。
座って拝む場所に仏壇を置く場合は、本尊の位置が目線より上になるようにします。

立って拝む場所に置く場合は、本尊が胸よりも少し上になるようにします。

仏壇の上の部屋は?

仏壇の上の部屋が何になるのか、と言うことに関してもルールがあります。

まず「仏壇の上を歩いてはいけない」というルールがあります。
二階建て、三階建ての家で、上に部屋がある場所に仏壇を置く場合、上が通常人が暮らす部屋だったり廊下だったりするの避けるということです。
そうならないように、家を新築したり改築したりする際には、仏壇を置くことを想定して、その上の間取りは押し入れなどにしましょう。

しかし現実問題として、ではマンションの場合どうなのだ、などと考え始めると仏壇を置く場所はなくなってしまいます。ですから「仏壇の上を歩いてはいけない」と言うルールは古い日本の、どの家も平屋だった時代のものだと考えて、あまり気にしないほうが良いでしょう。

まとめ

仏壇のサイズについていろいろと知識が深まったのではないでしょうか。
現代においては仏壇はどんどん多様化していますが、置く場所にふさわしくなければどのように好きなデザインの仏壇であっても、後悔につながります。
ですからここで解説したような内容をよく考えて、自宅にふさわしい仏壇を選びましょう。

 

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