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遺品・生前整理

服を断捨離するコツは?捨てる基準・増やさないコツ教えます

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1年を通して、春・夏・秋・冬とさまざまなファッションを楽しめられるのは、日本の魅力のひとつです。
しかし4シーズンの洋服を揃えるため、クローゼットの中がいっぱいになってしまう、いつ購入したかわからない服がたくさんある…という方も多いのではないでしょうか?

日頃の生活をより豊かにするため、また生前整理を兼ねて断捨離を行うことは、心が豊かになるというメリットがあります。

この記事では、
・断捨離をすることのメリット
・服の断捨離のコツ
・服を増やさないようにするためのコツ
を解説します。

家に大量の服が溢れかえっている方、断捨離にチャレンジしたいと思っている方、ぜひご覧ください。

断捨離をすることのメリット

そもそも断捨離することにどういうメリットがあるのか?と感じる人に、断捨離をすることのメリットを解説します。

1.集中力が高まる

人間は選択肢が多ければ多いほど、物事を「選択する」ということにパワーを使います。朝起きて「今日はどの服を着よう?」と考えることも選択です。
そのため洋服の数を厳選して、洋服を選ぶ回数を減らすことで無駄なことにパワーを使わず、必要な場面で集中力を高められるようになります。

例えば偉大な結果を残している世界の実業家を思い出してみてください。

かつてアップル社の創業者スティーブ・ジョブズはいつも黒のタートルネックを着用し、Facebookの創業者マーク・ザッカーバーグはいつもグレーのシャツを着ています。
このように偉大な結果を残している人は、自分に似合う服を厳選し、制服化することで無駄なパワーを使っていません。

私たち人間は誰もが24時間、同じ時の流れを生きています。その中で大きな結果を残している人は、「服を選ぶ」という時間をなくして、必要な場面で集中し結果を残していることがわかります。

いきなりスティーブ・ジョブズらのように服を制服化してくださいとは言いません。少しずつ自分に必要な服を厳選するところからはじめて、集中力を高める努力を兼ねて断捨離をしましょう。

2.時間が増える

断捨離をして、服を厳選すれば自分の時間を増やすことができます。
普段クローゼットの中に大量にある洋服を選んだり、着たい服が見つからないと探したりしている時間はないですか?

厳選して必要な服だけを残せば、先ほど解説したように集中力を高めるだけでなく、たくさんの時間を得ることが可能です。

服を断捨離することでカットできる時間は、

・服を選ぶ時間
・服を買う時間
・服を洗濯する時間
・服を片付ける時間

など、たくさんの時間があります。

このような時間を減らすことで自分と向き合い、自分の時間を生きる時間を増やすことができるのも断捨離のメリットです。

3.心が豊かになる

3つめに断捨離をすることで心が豊かになるということをお伝えします。

前項で紹介した通り、日々の生活の中で必要な場面でしっかり集中力を発揮できるようになり、片付けの時間や選択などの時間を減らすことが可能です。

結果的に、自分に本当に必要なものだけに囲まれて、自分がやりたいことにしっかり時間を使えるようになるので、心が豊かになることが断捨離の魅力。

はじめは洋服の断捨離からはじめて、徐々に本や小物など、断捨離するモノの幅を広げることで心がより豊かになっていきます。

まず心を豊かにするための第一歩を踏むために、まずは服の断捨離からはじめましょう。次の項目から断捨離のコツを解説します。

服の断捨離の基準5つ

まず服を捨てるのに悩んでしまうという方のために、捨てる基準5つを紹介します。自分に合った捨てる基準を見つけてみてくださいね。

1.1年以上着ていない服

はじめにお伝えしたい基準は、1年以上着ていない服は捨てるという基準です。1年間着用しなかったということは、今の自分に必要ないということ。

来年も再来年も使う場面はないので、捨てる判断をします。

2.買ったことを忘れていた服

服を整理していると「あれ?こんな服あったっけ……?」とそもそも購入したことを忘れていたケースもありがちです。1の「1年以上着ていない服」という基準同様で、購入したことを忘れていたということは、今の自分には必要でないもの、なくても問題ないものということ。

買ったことを忘れていた服は、捨てる判断をしてくださいね。

3.似た服のデザインは厳選する

整理をしていく中で似たデザインの服が出てくると思いますが、似たデザインの服は厳選して1着だけ残しましょう。

個人の好みにもよりますが、シンプルな色味や柄のデザインを残すと後々着回しがしやすいです。シンプルなデザインはコーディネートの幅を広げてくれるので断捨離に一役買ってくれます。

4.「高かったから」という理由で服を残さない

「あんまり着ていないけど、高かったからもったいない」という服は捨てましょう。

捨てるか悩んでいる理由が「高かったから」という理由の場合、服の価値よりお金の価値で悩んでいますよね。この場合は服自体に必要性を感じていないので、勇気を持って捨てる判断をします。

5.また買いたい!と思わない服

ここまで紹介した4つの決め方で決められない場合は、「また同じ金額を支払って買いたいか?」と考えてみてください。

「同じ金額を出してでもまた買う」と思うなら必要なもの、「同じ金額を出してまで買う必要はない」と思ったならいまの自分には必要でないものです。

捨てる勇気がない方へ3つのアドバイス

「捨てる」ということに抵抗があるでも、少し捉え方を変えると断捨離に取り掛かりやすくなります。断捨離に取り掛かりやすくなる3つのポイントを紹介していきますね。

捨てる際に服に感謝する

捨てる際に着ていた洋服に感謝をしましょう。「今まで生活を支えてくれてありがとう」と感謝をすることで、断捨離に対する胸のつっかえが取れます。

また物に感謝して大切にする気持ちが生まれ、不要なものを溜め込まないようにするきっかけにもなります。

メルカリなどで必要な方に譲る

まだ着れる状態の服だけど、いまの自分には必要ない……という場合は、メルカリやリサイクルショップで売るのがおすすめです。メルカリやリサイクルショップで売れば、必要にしている人に譲ることができて、且つお金も入るので一石二鳥。

捨てることに抵抗がある方は「譲る」ことも選択肢に入れてみてください。

着なかった洋服は勉強代と考える

断捨離する中で全く着なかった服や、1,2回しか着なかった服もあると思います。もったいないと感じても、いまの自分に必要でない場合は「勉強代」と捉えましょう。

その服は自分にはなくても生活できると教えてくれた服です。教えてくれたことに感謝して、今後無駄に捨てる服を増やさないように気を付けてくださいね。

服を増やさないコツ

今後断捨離する必要が発生しないよう、服を増やさないコツを紹介します。ひとつずつ実践してみてください。

購入する前に試着する

購入する前に必ず試着することを心掛けましょう。鏡に合わせて試着しただけ、ネットショップで一目惚れなどの場合、結局着なかった、思っていたのと違うとなりがちです。

必ず試着をして、自分に似合うか、他の手持ちの洋服と合うか、似た系統の服はないかなど、試着して総合的に判断して購入する決める習慣をつけていきましょう。

ファッションレンタルサービスを使う

毎シーズントレンドの服を揃えたいという方には、ファッションレンタルサービスがおすすめです。

月額料金を支払うだけで毎月トレンドの服を揃えることができ、購入しなくて済むので手持ちの服の量が増えなくて済みます。またレンタルした洋服がイメージと違ったとしても、別のアイテムと取り替えてもらえばいいのがメリット。

無駄なくおしゃれを楽しめるので、ぜひファッションレンタルを活用してみてくださいね。

収納スペースの見直しをする

収納スペースがぱんぱんになっているひとは、収納スペースの見直しましょう。トップスが同じ場所でなく、いろんな場所に散らかったりしていませんか?まずは洋服の置き場所を決めて、置き場所に入りきらない量は買わないとルール作りを行うのが大切です。

同じ位置にしっかり置くことで、買ったことを忘れていた服が出てしまう恐れもなくなるので安心。新しい服を買い直す時も同じ場所に服が揃っていれば、冷静にどれを断捨離するか判断しやすくなっていきます。

まとめ

服の断捨離は手間に感じる方も多いかもしれませんが、取り組むことで得られるものは多いです。

服は自分を魅せるひとつの表現であり、トレンドもあるので気に入ったものを揃えたくなる気持ちはわかります。しかし仮に買っても着なかったら、その服を購入した時間が無駄になってしまいますし、本来着てもらうための服も着てもらえず作り手も悲しく、誰も得をしません。

必要なものを見極めることで、自分に必要なものが残っていき人生は豊かになっていきます。より豊かな人生への第一歩として、服の断捨離にぜひチャレンジしてみてくださいね。

笹まいプロフィール画像
笹まいプロフィール画像
ライター:笹 まい

大学卒業後、冠婚葬祭企業に就職。営業職として、互助会の加入案内や終活セミナー講師を経験。 葬儀や終活に関するお悩みをわかりやすく解説していきます。

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