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終活ライフケアプランナーとは?資格・評判・収入など

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近年、自分の“終わり方”について前向きに考えて活動する「終活」が話題となり、今では「終活」という単語を知らない人の方が少ない世の中になってきました。

以前はタブー視される傾向にあった“死”に関する問題ですが、今ではこうして様々な場で取り扱われるようになり、現代に生きる私たちの生き方や死生観も少しずつ変化しているように思います。

そんな中で、終活に関するビジネスも多く発生し、今後需要が見込まれているビジネスの1つとして、多くの人が注目していますよね。

そういった終活に関するビジネスを行う上で戦力になるのは、やはり終活の資格を持っている人達です。


しかし、終活の資格といっても様々あり、終活の資格取得を目指しているけれど、具体的にどの資格を取ればいいのか分からないという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、終活に関する資格の1つである“終活ライフケアプランナー”の資格内容や試験方法、就職先などについて解説します。

終活ライフケアプランナーとは?

そもそも、終活ライフケアプランナーとはどういった資格で、どういう流れで取得できる資格なのでしょうか。
以下で詳しく説明します。

日本能力開発推進協会が認定する民間資格

終活ライフケアプランナーとは、医療・介護・葬儀・お墓・相続などの終活について熟知していて、これらの問題で悩んでいるお客様の相談に乗り、必要なサポートやアドバイスを行うことができる資格です。

そのほかに、エンディングノートの作成補助や、お客様と専門家への架け橋としてお客様をサポートすることもできます。

終活に関する幅広い専門知識を熟知する必要があることに加えて、お客様の悩み事に真摯に耳を傾けて相談に乗るカウンセリングの知識も必要となる資格のため、幅広い分野の学習を苦とせず、他人の気持ちを想像して受け入れることのできる人に特に向いている資格と言えるでしょう。

また、相続などの知識についても学ぶ必要がありますが、終活ライフケアプランナーは日本能力開発推進協会(JADP)が認定する民間資格であり、相続等について自ら法的な行為をすることは出来ないので、注意が必要です。

終活ライフケアプランナーになるまでの流れ

終活ライフケアプランナーの資格を取得するまでの流れは以下の通りです。

  1. キャリアカレッジが開講している終活ライフケアプランナー養成講座の受講申し込みをする
  2. 終活ライフケアプランナー養成講座を受講する(期間は3ヵ月程度。自分のペースで早めることも可能)
  3. 終活ライフケアプランナー養成講座の全カリキュラムを修了する
  4. 日本能力開発推進協会のホームページから終活ライフケアプランナーの検定試験を申し込む
  5. 終活ライフケアプランナー検定試験を受験
  6. (合格すれば)終活ライフケアプランナー資格を取得

特に流れとして難しいものはなく、養成講座の受講申し込みについては、キャリアカレッジのホームページで簡単にでき、検定試験の受験申し込みについても日本能力開発推進協会のホームページで申し込めば、今後の流れ(受験料支払いの方法など)について記載がありますので、気軽に手続きを行うことができます。

終活ライフケアプランナー養成講座の内容・特徴

終活ライフケアプランナー検定試験を受験するためには、キャリアカレッジが開講している終活ライフケアプランナー養成講座を受講し、全カリキュラムを修了する必要があります。
以下で詳しく見ていきましょう。

終活ライフケアプランナー養成講座の内容

終活ライフケアプランナー養成講座では、終活に関係する医療・介護・葬儀・お墓・相続などの幅広い専門知識・基礎知識の学習、終末期にある相談者の気持ちのケア、死生観に関する基礎知識などについて学習をします。

受講する人のペースによって異なるかもしれませんがキャリアカレッジのホームページによると、受講1ヵ月目に「終活に関する基礎知識」、受講2ヶ月目に「終末期ケアと死生観」、そして受講3ヵ月目に「終活ライフケアプランナーの活動」について学ぶことができるようです。

幅広い分野について、基礎知識だけでなく専門知識も必要であるほか、相談者の気持ちをケアするという実践力も必要なので少し大変そうなイメージもありますが、教材も分かりやすく、キャリアカレッジ側のサポートも充実しているので安心です。

終活ライフケアプランナー養成講座の特徴

終活ライフケアプランナー養成講座には、受講者に嬉しい様々な特徴があります。

通信講座

終活ライフケアプランナー養成講座は、自宅で受講することができる通信講座制の講座となっています。

そのため、忙しくて隙間時間でしか勉強ができないという方や、身体的な問題で簡単に外出ができない方などにはぴったりの講座です。

また、通信講座なので自分のペースで学習でき、3ヵ月と言わず急いで資格を取得したいという方にも、ゆっくりと勉強していきたい方にも(但し、受講期間は最長で700日)おすすめです。

映像講義つき

通信講座のため、教科書などで自ら文字を追って学習していく形しかないように思いますが、キャリアカレッジは、特に分かりにくいポイントについて専任講師が解説している映像講義のサービスも提供しています。

自分で文字を追う教科書にプラスして、解説の動画がついているのはありがたいですよね。

疑問点はFAXやスマホで質問可能

教科書や映像講義で理解できなかった点や、その他の疑問点については何度でも無料で、専任講師に質問ができるのも、養成講座の特徴の1つです。

質問の手段には郵送、FAX、スマホという手段があり、自分が慣れている方法で質問ができるので、より気軽に質問ができます。

通信講座なので孤独を感じてしまうこともあるかもしれませんが、講師の人と密接なやり取りができることによってモチベーションの維持にもなること間違いなしです。

終活ライフケアプランナーの試験について

終活ライフケアプランナー養成講座の全カリキュラムを修了して、日本能力開発推進協会のホームページで終活ライフケアプランナー検定試験の申し込みをすると、試験を受けることができます。
終活ライフケアプランナーの具体的な試験の内容や方法、合格率について以下で詳しく説明します。

試験の内容

試験問題など、具体的な内容は明かされていませんが、日本能力開発推進協会のホームページによると、は終活ライフケアプランナー養成講座で履修した範囲の内容が問題として出されるとされています

したがって、基本的には養成講座で学習した内容をしっかりとおさえていれば大丈夫でしょう。

より楽に試験を受けるためには、教科書だけでなく、映像講義で専任講師の方が説明していた内容も把握しておくと尚良いかもしれませんね。

試験方法は在宅受験

試験は、在宅受験の方式を採用しています。

その上、教材を見ながら受験することができるので、肩の力を抜いてリラックスした形での受験が可能です。

受験前には好きな飲み物などを飲んで心を落ち着けるなどして、在宅受験ならではの強みを活かして受験することをおすすめします。

資格難易度(合格率)

資格難易度は明らかにされていませんが、試験の得点率が70%以上の人のみが合格するということを日本能力開発推進協会が明示しています。

7割以上の点数を取らなくてはいけないということから、決して簡単な試験ではなさそうですが、先にも述べた通り、教材を見ながら受験することができるという点を鑑みると、そこまで難しい試験でもないのかもしれません。

以上のように、資格難易度は定かではありませんが、7割程度と言わず、満点を取るくらいの気持ちでしっかりと学習しておけば安心でしょう。

養成講座の受講・資格試験にかかる費用

終活ライフケアプランナー養成講座の受講にかかる費用は、37,000円(税抜)です。

しかし、キャリアカレッジのホームページから申し込むと10,000円引きの27,000円(税抜)で受講できます(2020年1月31日現在)。

また、終活ライフケアプランナー検定試験の受験費用は5,600円(税込)です。

終活ライフケアプランナー資格を活かせる仕事・就職先

「人生のエンディング」に関わる全ての仕事が終活ライフケアプランナーの資格を活かせる仕事といえますが、以下ではより具体的な仕事や就職先について説明します。

保険・葬儀業界

保険業界は生涯を通じてお客様に関わり、サポートする業界です。

したがって、いつか必ずくる人生のエンディングについての仕事を扱うこともあり、終活ライフケアプランナー資格が活かせる業界といえます。

また、葬儀業界は、終活の相談にくるお客様や、終活の悩みを持つご遺族に直接関わることのできる業界です。

終活の専門家に相談したいお客様が沢山いらっしゃることが推察されますので、終活ライフケアプランナーの資格を持った人材の需要はかなりあり、養成講座で学んだ知識を存分に発揮できる業界といえます。

医療・福祉業界

医療・福祉業界では、終末期にある患者様と関わる機会が必ずあります。

そこで、養成講座で学んだ終末期にあるお客様のケアとカウンセリングがかなり役立つこととなります。

医療・福祉業界ではカウンセリングの知識はあって当然かもしれませんが、それに加えて終活に関する様々な専門知識を持っている終活ライフケアプランナーはかなりの強みを持っているといえるでしょう。

終活ライフケアプランナーの収入

終活ライフケアプランナーはこの資格のみで仕事をしているケースは少数派のため、正確な収入を計算することができず、明示できません。

なかには金銭が発生する活動はせず、終活ライフケアプランナーとしてボランティア活動をしている人もいるようです。

しかし、終活ライフケアプランナーとして講演をすれば講演料が入りますし、専門家に紹介する仕事に就けば、場合によって紹介料が入ることもあります。

また、職業によっては資格手当てとして給料にいくらか上乗せされることもあるようです。

終活ライフケアプランナー資格の評判

終活ライフケアプランナー養成講座を受講し、終活ライフケアプランナーの資格を取った方は、「終活の相談に来る人に専門知識を活かしてアドバイスできるようになった」、「誰かのためだけでなく、自分のためにもなった」、「仕事としてではなく、地域の人や両親のために資格を活かせることができている」などと、終活ライフケアプランナーについて高評価をしている方が多く見受けられます。

仕事でなく自分の周囲の人のために、また、誰かのためでなく自分の終活のためにという方も意外と多く、ビジネス以外の場所でもこの資格は効果を発するようです。

財前直見さんも取得している終活ライフケアプランナー資格

以上、終活ライフケアプランナーについて説明しました。

終活ライフケアプランナーは、有名な女優である財前直見さんも取得している資格です。

財前直見さんは50歳を機にこの資格を取得したそうですから、皆さんも自らの終活を機に終活ライフケアプランナーの資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。

興味がある方は、キャリアカレッジのホームページから終活ライフケアプランナーの無料パンフレットを取り寄せることもできるので、ぜひ調べてみてくださいね。

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