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終活年賀状について解説!来年から年賀状を辞退したい

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毎年大量に用意していた年賀状も、年を重ねて体力が落ちると負担になってきます。中には、それほど深い仲ではないけど年賀状を送り続けている人もいるでしょう。

そうした年賀状の負担を減らすために様々なプリントサービスやあて名ソフトなどが用意されていますが、いっそ年賀状を送ること自体やめるという選択もあります。

今回の記事では、終活の一環として来年からの年賀状を辞退する、「終活年賀状」について解説します。

終活年賀状とは

終活年賀状とは、「来年から、私からの年賀状は送らないことにしました」というメッセージを、失礼のないように伝えるための「最後の年賀状」のことです。

最近、「終活」という言葉が世間に浸透してきました。
終活は死に関わるものなので、ネガティブなイメージを持ってしまいそうですが、終活は自分自身の死期を見据えて予め準備をしておくことで、残りの人生を有意義に過ごそうというポジティブな活動のことを指しています。

年賀状は、毎年のはじめに新しい年が明けたことのお祝いと、これからも変わらぬお付き合いをしていきましょうという挨拶のための手紙です。
直接訪問して挨拶をする「年始回り」が本来の風習ですが、交友が広がるにつれ、遠方の知人へは訪問できないケースもありました。
郵便制度が整ったことで遠方に住む方への挨拶の手法として確立してからは、毎年の好例としてすっかり馴染んだ連絡方法です。

近しい方や仲の良い方の近況を知る方法として、非常に使いやすい年賀状。
ただ、年賀状を準備するのって実は結構大変です。人によっては数百枚、数千枚規模で用意する必要があり、「今年もそんな時期か・・・」と考えてしまう方も少なくないはずです。自分で準備するのが面倒だから、ということで家族や業者の方にお願いしているケースも多いのではないでしょうか。

終活は、自分の身の回りのことを整理するという側面も持っている活動です。残された時間を考え、より有意義に過ごすため、年賀状を作る時間を削減したり、交友関係を整理するのにも良いきっかけと言えますよね。

終活年賀状を送るときに気を付けること

相手方に失礼にならないことが第一

終活年賀状を送るとき、もっとも気を付けておきたいのは「相手方に対して失礼な物言い」になってはならない、ということです。
あくまでも「こちらの都合で来年からの年賀状を辞退させていただく」という内容でなければなりません。また、受け取った相手が「自分だけが宛先から外された」と感じてしまうような文面のものもアウトです。

終活年賀状の断り文句として使いやすいのは、やはり「高齢になってしまった」という文言です。前述しましたが、年賀状の作成や準備は意外と大変なもの。これは年賀状を作ったことがある人なら一度は感じたことがあるといっても過言ではありません。

  • 寄る年波を感じている
  • 高齢となり準備が大変になってきた

などの文言を加え、相手方に辞退する意思を伝えましょう。
年齢を理由にするのが、相手方も受け取りやすく同意を得られやすい形式です。

た、特定の方だけに送っているわけではないことを伝えるため、交友関係全体に伝えているという点も書き添えると良いですね。そういった文例やテンプレートがインターネット上にいくつかありますので、調べてみてください。

代替案を提示するのもアリ

思い切って、メールやSNSでの挨拶を提案してみる手段もあります。

毎年の挨拶として欠かさず行っていた年賀状。これをやめるとなると、慣習にしていた方にとっては結構な大事に感じてしまうかもしれません。しかし、最近はメールだけでなくLINEなどのSNSが発達したことによって、若者だけでなく中高年層でも年賀状を送らないケースが増えているんだとか。

慣習を大事にする方であれば、例えばスーパーなどで売っている印刷済みの年賀状を使用する場合でも、送り先の方を思って必ず自筆で一言添えるなどの気遣いをされているケースが多いです。一枚や二枚に書き添えるならいいですが、これが何枚もとなると非常に手間がかかりますので、そのぶん準備が大変になります。それは、年賀状を送りあっている相手方も同じです。

「年賀状は謹んで辞退しますが、今後はこちらで連絡をしましょう」とメールアドレスやSNSの連絡先を伝えることで、お互いの手間を大きく削減する効果が期待できます。よりリアルタイムにやり取りができるようになりますし、交友関係を整理したいときにも「誰を残したいか?」を考えるきっかけにもなり、終活のひとつとして有効であるためです。

手書きの味がなくなってしまうのは少々さみしい気もしますが、終活の考え方は「残りの人生を有意義に」というものですので、一つの区切りとして行う方が多いようです。

去年届いた年賀状をベースに送り先を考える

終活年賀状を送るにあたって、去年届いた年賀状を基に送り先を検討してみましょう。年に一回のことですので、意外と気づきにくいものですが、こちらから年賀状を送っていても、相手方からは届いていないことがあります。あるいは、そのときは「届いてない!」と思っていても、時の流れで失念してしまっている可能性も考えられますよね。

先ほど少し触れましたが、最近は年賀状を送らず、メールやSNS上で挨拶を済ませるケースも豊富にあります。終活をするしないに関わらず、年賀状の送付を辞退している方は意外と多いのです。

本当に終活年賀状を送るべき相手は誰なのか、というのを考える時間を作りましょう。去年届いている年賀状の中から、お知らせすべき人、しなくても良い人というのは自然と判断されてきますので、身の回りの整理といった意味で早めに取り組んでみることがおすすめです。

そもそも送らないという手段も

「毎年、年賀状のやり取りはしているけれど、正直いうとそれだけの関係性だな」という方もいます。
もしそうだとしたら、この際思い切って年賀状を送らない、という判断をしてみるのも良いかもしれません。

  • 年末だから、年賀状を準備しなければならない
  • 年賀状を受け取ったから、返信しないと失礼にあたる

そういった義務感に対して、ストレスを持っている方は少なからずいます。年賀状が無意味な慣習であるとは思いません。送る方の気持ちを、手紙という形で受け取るのは嬉しさを感じるものです。ただ一方で、義務感のなか惰性で行うものに果たして気持ちがこもっているのか?という点を考えると、本来の意図とは外れてしまっているケースが考えられますよね。

疎遠になっている事実を受け入れて、関係を整理していくことも終活においては重要なポイントです。年賀状を送らないことは、マナー違反ではありません。送りたいか、送るべきか、そこを主眼に置きながら検討をすすめましょう。

自分が終活年賀状をもらったら

もしも、自分が終活年賀状を受け取ったときは、送り主の意図を汲み、受け入れてあげましょう。
高齢や病気などが原因で、これまでと同様に年賀状のやり取りが難しくなったという背景があります。

実際に受け取って、「絶縁された」と感じてしまった方もいるようですが、終活年賀状は絶縁したいという目的で送るものではありません。むしろ、「貴方には伝えておきたい」という送り主からの強い気持ちが込められたものです。「これからも付き合いは続けていきたいけれど、年賀状に関しては辞退します」という意思表示ですので、それをきっかけに実際に会ってみたりするなど違った形の交友にシフトしていきましょう。

終活年賀状を出し始めるタイミング

さて、ここまでで終活年賀状についてご紹介してきましたが、果たしていつから出し始めるのが適切なのでしょうか。答えは、「いつでもOK」です。

もちろん、真夏に年賀状を出すようなトリッキーな方は読者の皆様にはいらっしゃらないと思います。ここでいう「いつでもOK」は、特に取り決めやルールなどはありません、という意味です。

強いて言うなら、終活の一環ですので「元気に動けるうちに進めたほうが良い」ということですね。終活年賀状以外の終活も同じくですが、生前整理の一環としてすすめていきますので、病気などが原因で自由が利かなくなってからではなかなか思うようにすすめることが難しくなります。そのため、終活を始めようとお考えの方は、次回の年賀状準備の段階など早めのタイミングですすめていくのが良いでしょう。

なかには、年賀状を出さずに寒中見舞いとして翌年の年賀状を辞退する意思を伝えるケースもあります。喪中など、祝いの文言を使えないシチュエーションでも送ることができますね。どんな方法をとるにせよ、相手方へ辞退の意思を伝えることが終活年賀状の意図ですので、しっかりと伝わるように取り組んでいきましょう。

作るのが手間だと感じたら

終活年賀状を作成するにあたり、いつもと作法も違うし手間だと感じる方もおられるかもしれません。そんなときは、最後の年賀状だということで思い切って業者さんへ発注することも検討しましょう。

プロに依頼することで、これまでとは違ったテイストの年賀状が出せますし、文言やマナーに関しても一任して依頼することができます。 予算的には少々かかってしまうかもしれませんが、 時間の概念を大事にする終活においては手間を削減することも重要なポイントです。

まとめ

さて、ここまでで終活年賀状がどういったものかをご紹介してきました。なかなか知る機会のなかった終活における年賀状の出し方について、初めて知っていただいた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

日本人は礼儀や儀式を重んじる素晴らしい国民性を持っています。昔から伝わる年始挨拶回りを、手紙という媒体に置き換わりはしましたが、今日まで続けている文化は素晴らしいことです。そのため、これまでの習慣で続けてきた年賀状を辞めるということに負い目を感じてしまう方もいるかもしれません。

しかし、人生は一度きりで、貴方だけのものです。残された時間を意味のあるもの、後悔のないものにするためには、ときに捨て去るべきものが出てきます。それを整理することが、生前活動である終活です。今回は、年賀状に焦点を当ててご紹介しましたが、これ以外にも終活はさまざまなものがあります。

若い方でも進められるもの、調べられるものがありますので、興味を持っていただけた方はぜひ調べてみてください。

 

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