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エンディングノートの内容とは?必要性や準備の仕方まで解説!

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皆さんは、エンディングノートをご存知ですか?近年、テレビや映画で取り上げられる機会が増え、注目度が高まっています。

そこで今回は、エンディングノートについて徹底解説していきます。エンディングノートを作る必要性や役割、実際の書き方やその後まで、この記事を読めばすべて理解できますよ。

ご存知ないという方も、実際に書いて見たいという方も必見です。

エンディングノートとは何か

エンディングノートとは、終活の一環として自分の人生を振り返ったり、残された家族に向けた情報やメッセージを記したりするものです。その役割を知り、より理解を深めていきましょう。

遺言書との比較から見るエンディングノートの役割

エンディングノートが遺言書と異なる点は、いくつかあります。

  • 書き方に正式なルールがない
  • 法的拘束力がない
  • 準備する費用が安い
  • 記載できる範囲が異なる

順番に詳しく見ていきましょう。

書き方に正式なルールがない

遺言書と違って、エンディングノートには書き方の正式なルールが存在しません。言ってしまえば、書きたいと思った人が、書きたい時に、書きたい内容を記せばよいのです。

記載する人の意思によって自由に書けるのが、エンディングノートの大きな魅力です。どういったことが基本的に書かれるか等、参考にする目安はありますが、自由にカスタマイズして構いません。

法的拘束力がない

遺言書と大きく違うのが、法的拘束力がないという点です。遺言書の場合、自筆証書遺言や公正証書遺言などの種類がありますが、どれも作成や手続きの際に専門家が介入するため、法的拘束力を持たせることができます。

一方で、エンディングノートは基本的に、個人が自由に作成するものです。よって、あくまでお願いという位置付けであり、記載されたことが必ず守られるわけではありません。

その点を考慮すると、エンディングノートは万能ではありません。エンディングノートだけでなく、遺言書も合わせて準備するとベストでしょう。

準備する費用が安い

遺言書は公的な文書なため、作成に数万円かかる場合があります。一方、エンディングノートは方法によっては無料で用意できますし、かかってもノートやペンなどの道具代くらいです。

費用の面で手軽なので、興味を持っている方は始めやすいでしょう。

記載できる範囲が異なる

遺言書は、死後のことについてしか記載することができません。つまり、自分が意思を伝えられなくなってからの延命治療や介護については、記載できないことになります。

これまでの人生や死期を迎える前について、記しておきたい内容がある場合には、エンディングノートに記しましょう。

エンディングノートの必要性

法的拘束力やエンディングノートに向いている人という観点から、必要性を考えてみましょう。あなたにとってエンディングノートが必要かどうかが見えてきます。

法的拘束力がないため不必要か

「法的拘束力がないのならば、遺言書のみを作成すればいいのではないか」と感じる方も多いのではないのでしょうか。エンディングノートが全く必要ないかと問われれば、答えはノーです。

なぜなら、自分の人生を振り返ることや生前のことについて意思を伝えるなど、遺言書には果たせない役割があるからです。また、遺言書に盛り込めなかった情報をエンディングノートに記載することで、遺言書をサポートする役割を担うこともできます。

そのため、遺言書を作成してから補助的にエンディングノートを作成するのもいいですし、まずはエンディングノートで人生を棚卸してから、正式な形の遺言書を作るのもいい方法と言えます。

こんな人が書くべき

  • これまでの人生を振り返り、今後の人生を見つめ直したい人
  • もしもの時に備えたい人
  • 介護や延命治療などについて、明確な意思がある人
  • 大切な家族にかかる負担を少しでも軽減したい人
  • 日常生活で家計管理を担っている人
  • 個人情報をまとめて一括管理しておきたい人

死期が近づいている高齢の方が書くイメージですが、実は家計管理を担っている人も作成しておくと役立ちます。

例えば、父・母・子どもの3人家族のお母さんが入院してしまった場合、家計を管理していた人が家に不在となるため、戸惑うことも多いです。その際に家計を管理できるツールが記されているエンディングノートがあれば、お父さんや子供にスムーズに引き継ぐことができます。

また、日常生活の中でクレジットカードを紛失するなど、トラブルがあった際にも手続きがスムーズに行えて便利です。死に備えるだけでなく、予期せぬ事態に対応できる力もエンディングノートは持っているのです。

エンディングノートに書く内容一覧

エンディングノートに書く内容は、基本的に自由で構いませんが、最低限書いておくべき項目が存在します。必要な情報をまとめておくことで、残された家族の負担を軽減することもできますので、押さえておきましょう。

本人に関する基本情報

まずは自分自身に関する基本的な内容をまとめましょう。

  • 氏名
  • 生年月日
  • 血液型
  • 持病・既往歴
  • 住所・本籍地
  • マイナンバー
  • 友人や知人の連絡先

契約各種の登録情報

本人名義で契約しているものについて、情報をまとめましょう。

  • クレジットカード
  • 携帯電話会社
  • 電気・ガス・水道などの公共料金
  • 保険会社
  • NHK
  • その他利用しているサービスの契約情報

パソコンやインターネット上の契約情報は、記載するのを忘れがちになりますので注意しましょう。

医療や介護についての意思

自分の意思が伝えらなくなる前に、今後の医療や介護について、意思を明記しましょう。延命治療については、希望しない方もいらっしゃるかもしれません。介護は家族に負担をかけたくないので、施設に預けてほしい方もいらっしゃるかもしれませんね。自分の意思がはっきりしている場合には、きちんと記入しておきましょう。

ちなみに、医療や介護についてはっきりとまだ決まっていなければ、空欄にしても構いません。自分の気持ちと向き合い、気持ちが固まってからエンディングノートをまた開けば大丈夫です。

葬儀や納骨についての意思

葬儀や納骨についても、希望があればぜひ記しておきましょう。

家族葬とするのか、知人や友人を多く呼んだ大きな葬式とするのかは意見が分かれるところです。また、供養の形も納骨だけでなく、ざまざま存在します。これを機会にどのような葬儀や供養の形があるのかを知り、自分はどうしたいかを考えてみましょう。

直接的に死後の話をする機会はなかなかなく、葬儀や納骨については特に家族に伝えることができない場合が多いです。こういった内容こそ、エンディングノートを利用して、意思を伝えましょう。

財産相続について

財産や相続については、必ず記載しましょう。というのも、財産や相続についての情報があるのとないのでは、家族の負担が大きく異なるためです。

  • 預貯金
  • 株式
  • 投資信託
  • 負債の有無
  • 年金
  • 不動産
  • 美術品や貴金属、自動車などの財産

法的拘束力はありませんが、相続についても細かく記入しておくことで、家族間のトラブルを避けることもできます。特に、分配した割合の理由や配慮については気持ちをのせて、きちんと記入しましょう。家族が今後も幸せに暮らしていける心配りだと心得ておきましょう。

家族への手紙

大切な人への感謝の気持ちなど伝えたいことを書き記しましょう。日常生活の中で面と向かって伝えるのは、なかなか難しいものです。その人と一緒に過ごした時間に思いを馳せながら、これまでを振り返って見るのもいいでしょう。

エンディングノートはいつから書くべきか

エンディングノートを書き始めるのに、年齢や時期は関係なく、いつから書き始めても構いません。終活を意識し始めたら徐々に書いていくのが良いでしょう。

ただ、病気などで自由がきかなくなってからでは、負担が大きいですし、死を目前にしてからの記入も、精神的に辛い思いをするでしょう。エンディングノートは、その後の人生を有意義にすることもできますので、ぜひ早めの記入をおすすめします。

また、20代や30代の若いうちからでも、もしもの時のために準備をしておくと良いです。もしもの時は起こらないのが一番ですが、若いうちに家族に旅立たれると、残された側の悲しみはとても大きくなります。そういった意味でエンディングノートは、若い方にも価値があります。

エンディングノートを用意しよう

ここまでの読んだ方の中には、さっそく作ってみようと思った方もいるかもしれませんね。ここでは、エンディングノートの選び方と購入方法を紹介していきます。

エンディングノートの選び方

エンディングノートはどのような基準で選ぶと良いのでしょうか。さまざまな種類がありますので、自分に合ったものを選びましょう。

解説やガイドが豊富に含まれているかどうか

エンディングノートについて、理解を深めながら書きたい方は、解説や記入ガイドが豊富なものを選ぶと良いでしょう。商品によって、解説されている内容や量はさまざまですので、実際にノートに目を通して、決めることをおすすめします。

記入内容のボリューム数はどれくらいか

記入内容のボリューム数も商品によって幅があります。シンプルに最低限の項目だけ書き留めたいか、全体的に網羅して記入したいかで好みが分かれます。気軽に始めてみたい方は、冊子が薄めで項目が少ないものから始めてみましょう。

そして、ボリューム数を始めに決められない方は、後から記載項目をプラスできるファイル形式のエンディングノートはいかがでしょうか。自分好みにカスタマイズしたいもできて便利です。

どんな項目を充実させたいか

自分を振り返ることに重きをおきたい方もいれば、相続や財産分与に特化して記入したい方もいるでしょう。いろんなテーマのエンディングノートがありますので、自分の用途に合わせて選びましょう。

欲しい特典がついているか

思い出のDVDが作成できる特典が付いているものや、遺言書キットといって遺言書が記入できる特典が付いているものもあります。思い出に重きを置きたい方や遺言書も一緒に作成したい人にとっては、とても魅力的です。別で用意するとなると負担も大きいため、こういった特典付きのエンディングノートを選ぶのも一つの手です。

自分のこだわりで選ぶのも良い

文房具にこだわりがある人であれば、紙質やデザインにこだわりたい方もいるでしょう。老舗の文房具店が発売しているものであれば、上質な紙質が使われているものもあります。また、キャラクターやデザインのコンセプトにこだわったものもありますよ。内容だけでなく、自分の好みも考慮すると筆も進みやすくなるかもしれません。

費用を一切かけたくない場合には

選ぶ基準として、なるべく初期費用がかからないものがいいと感じる方もいるかもしれません。そんな場合には、葬儀会社が主催している終活の勉強会に参加してみてはいかがでしょうか。無料でエンディングノートを配布している場合があるからです。知識も深めた上に、エンディングノートも用意できるのは一石二鳥ですね。

また、インターネット上で無料でダウンロードできるエンディングノートもあります。紙で残しておきたいというこだわりがなければ、ぜひ試してみてください。

どこで購入できるのか

近年は終活に注目が集まっているため、近くの書店や文房具店で購入できる場合が多いです。最寄りの店舗に足を運んでみましょう。

また、ネットでの購入することもできます。店舗で購入する場合に比べて、商品の種類は幅広く、選択肢が広がるでしょう。ネットでの購入方法がわからない場合は、これを機会に家族と話をして、代わりに手配してもらうのも手段のひとつです。

エンディングノートについて誰かに相談したい場合

エンディングノートや終活についてのイベントや講座に参加してはいかがでしょうか。
参加する中で、不安点の解消が期待できますし、疑問点も質疑応答などで直接聞くことができます。また、参加者は同じく終活に興味を持っている方ばかりですから、気軽に相談できる知り合いもできるかもしれません。

身内や家族には、避けられやすく、話しにくいテーマであるため、他の場所で相談できる居場所が見つかると安心ですね。

エンディングノートを書き終えたら

エンディングノートを十分に活用するには、書き終えた後も気をつけるべきことがあります。本来の役割を果たせるよう、いくつか意識しましょう。

まずは家族にエンディングノートの存在を伝えよう

エンディングノートは、誰かに活用してもらうことで大きな役割を果たします。そのため、家族には書き終えたことを伝えておきましょう。いざという時に、エンディングノートを活用してもらえます。

保管場所には気をつけよう

重要な個人情報や契約情報が記載されていますので、保管場所には十分注意しましょう。部屋の引き出しや本棚は、家族に見つけてもらいやすく、紛失する心配も少なくおすすめです。

定期的に見直す機会を設けよう

エンディングノートは一度書いて終わりではありません。順次、更新していくものです。1年に1回ほどを目安に、定期的に見直す機会を持ちましょう。

まとめ

エンディングノートについて、理解を深めることができたでしょうか。自分のためにも、大切な家族のためにも、作成するのはとても大きな価値のあるものです。

必要だと感じた方は、ぜひ作成を始めてみてくださいね。

 

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