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仏壇

仏壇の魂入れの法要とは?当日の流れやお布施の相場

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魂入れのイメージ-1
仏壇には、仏教における信仰の根本となる本尊を安置し、位牌を供えます。

仏壇を新たに設置する場合は、本尊や位牌などに魂を宿らせるために「魂入れ」という儀式を行います。
魂入れは、ただの像や木札に魂を宿らせるための儀式です。

今回の記事では、仏壇に魂入れについて解説します。

■仏壇の魂入れとは何か

まずは、仏壇の魂入れについてご紹介します。

・魂入れとは

魂入れとは、仏壇や位牌を新たに購入した際や、お墓を新たに建てた際に行われる法要の事を言います。
魂入れの考え方や呼び名は宗派によって異なり、入魂法要や入魂式、入仏式、魂入れ、お性根入れ、開眼供養、開眼法要、仏壇開きなどさまざまな呼び方があります。

仏壇には2つの役割があります。

一つは、家で仏様を拝むための礼拝施設の役割です。
家における小さなお寺の役割です。なので、仏壇には信仰の中心である本尊を設置します。

もう一つは、ご先祖様を祀るための施設です。
位牌は霊魂の依り代と言われています。

宗派によって異なりますが、魂入れとは、これら本尊や位牌に魂を宿すための儀式です。
家を新築したときと同じように、親族や知人を招いてにぎやかに執り行いうのが良いでしょう。

・魂入れの由来

魂入れは、別名開眼供養や開眼法要とも呼ばれます。
仏像を造る際、大部分を完成させてから最後に眼を描き込む事により、人の手で作られた物として像は仏像に成ります。像に尊い魂が入って完成することから、特に眼を描き込む事を重視し「開眼法要」として儀式化していきました。

■魂入れのタイミング

魂入れを行う時期やタイミングはいくつかありますが、主に以下のタイミングが一般的です。
初めてお仏壇を購入される際は、魂入れのタイミングも考慮して購入するのが良いでしょう。

・四十九日法要・一周忌法要
・仏壇を初めて購入した時
・引越しして仏壇の設置場所を移動する時
・同じ屋内で別の部屋に仏壇を移動する時(同じ室内で移動する場合は必要ありません)

■仏壇の魂入れの準備と流れ

ここでは、仏壇の魂入れの準備や流れについてご紹介します。
仏壇の魂入れは、仏教の儀式の中の一つですが慶事となります。
通常の法事(法要)とは準備するものが異なりますので注意してください。

・日時の決定

魂入れは、すでにご紹介したタイミング(四十九日法要・一周忌法要、仏壇を初めて購入した時、引越しして仏壇の設置場所を移動する時など)で行うのが一般的です。

家族が亡くなった場合には、四十九日法要と仏壇の魂入れ法要はあわせて行うことが多いです。
家族が亡くなったのを機に新しく仏壇を購入する場合は、四十九日法要までに準備を整えておきましょう。

家の新築などに伴って仏壇を新しく購入する場合や仏壇を移動(同じ部屋内での移動を除きます)する場合は、菩提寺と日程を調整します。

・場所の決定

魂入れを行う場所は、仏壇を設置する場所、もしくはお寺となります。
仏壇を購入した仏具店では行いません。
仏壇に安置されているご本尊に対して魂入れを行う場合は仏壇を設置している場所で行いますが、位牌の場合はお寺で儀式を執り行うこともできます。

・お供えの準備

魂入れの際にお供えするものは宗派により異なりますが、一般的に次のものをお供えします。

・花
・赤いろうそく
・線香
・水(お茶または砂糖湯)
・ご飯
・お膳
・果物
・お菓子

・本位牌の準備

仏壇を新しく購入した際、通常は葬儀が終わってから祭壇に飾られる位牌は白木のものですが、四十九日をもって故人の魂は本位牌へと遷されます。
そのため、魂入れまでに本位牌を準備しましょう。

本位牌とは、没年月日・戒名・俗名・享年(数え年)などが記載された位牌で仏壇に安置されるものです。
魂入れを終えると白木の位牌は菩提寺へと納められます。

・会食や引き出物の準備・確認

四十九日などの法要と合わせて行う場合は、特に多くの人を呼ぶことになります。
日程・場所・お供えの手配に他にも、次のものを準備・確認しておきましょう。

・参列者(招待客)への連絡および出欠の確認
・会食の手配
・引き物の手配
・お布施の準備

・魂入れ当日の準備

魂入れ当日は次のものを準備しましょう。

・お坊さんが来る前にご飯を炊き、仏壇の正面や両脇の仏器にお供えします
・花立に花をお供えします
・お仏膳に料理をお供えします(お箸は仏壇の方に向くように置きましょう)
・果物やお菓子を白の紙を敷いた高月にお供えします
・赤色(朱色)のろうそくを燈台(とうだい)に立てます

・魂入れの当日の流れ

続いて、魂入れ当日の流れをご紹介します。

・参列者(招待客)をお迎えします
・お坊さんをお迎えします
・お坊さんにお茶を出します(少しの時間談笑しても良いでしょう)
・お坊さんが魂入れ(読経)をします
・参列者(招待客)にて焼香をします
・席を移動して会食します

・当日の服装

四十九日や納骨法要と同時に行う場合は喪服を着用します。
それ以外の場合は、黒のスーツやワンピースなどの落ち着いた服装であれば問題ありません。

■魂入れは必要なのか

すでにご紹介したように、魂入れは仏壇の中に安置しているご本尊や位牌に魂を入れ込む儀式です。
一般的に仏壇を購入する際は、仏壇だけではなくご本尊や位牌なども一緒に購入すると思いますので、先ほどご紹介したタイミング(四十九日法要・一周忌法要、仏壇を初めて購入した時、引越しして仏壇の設置場所を移動する時など)で魂入れをする必要があります。
ただし、故人を偲ぶためだけの仏壇で、本尊や位牌がない場合は、魂入れは不要です。

また、浄土真宗では魂入れは営みません。

■お布施について

魂入れの際には、お坊さんにお経をあげてもらいますので、お布施が必要になります。

・お布施の相場

魂入れにかかるお布施もお坊さんをお呼びしお願いする法事法要となりますので、一般的な回忌法要と必要な費用の相場は同じと考えて問題ありません。
お坊さんにお渡しするお礼の金額の目安・相場については以下が参考になるでしょう。

・お布施:約30,000円
・お車代:5,000円~10,000円程度
・御膳料:5,000円~20,000円程度(会場や献立内容等により違ってきます)
※実際のお布施の金額は、お寺に法要の依頼を行なう際に確認を取っておくと安心できます。

・お布施の包み方

お布施を包む際は、以下の点に注意しましょう。

・表書き
「御礼」「お布施」「読経料」「御回向料」など

・表書きの墨
薄墨は使用せず、通常の墨を使用

・のし
使用しません

・水引
半紙で中包みをし、さらに奉書紙を使って慶事の上包みを施すのが最も丁寧な形式とされますが、市販の白封筒でも問題ありません。
水引は、関東では白黒や双銀、関西では白黄が使われます。

・お布施を渡すタイミング

続いて、お布施を渡すタイミングについて、お坊さんが会食に参加する場合と参加しない場合に分けてそれぞれご紹介しましょう。

・お坊さんが会食に参加する場合
一般的には、お坊さんが会食に参加される場合には、食事のときに「お布施(もしくは読経料)」と「お車代」をお渡しします。
同時に、返礼品と酒の小瓶(場合により)もお渡しします。

・お坊さんが会食を辞退、もしくは会食の予定が無い場合
お坊さんが食事を遠慮される場合には「お布施(もしくは読経料)」と「お車代」の他に「御膳料」も添えて、法事・法要が終わったタイミングでお渡しします。
同時に、返礼品と酒の小瓶(場合により)もお渡ししましょう。

・お布施の渡し方

お布施は小さなお盆の上に載せるか、袱紗などで包みお坊さんにお渡しします。
直に手渡しや床に置くようなことは無礼に当りますので気をつけましょう。

■まとめ

魂入れという言葉自体、あまり馴染みのない方もいらっしゃると思います。
供養という言葉から、お祝い事であると思われていない方もいらっしゃると思いますが、ご本尊や位牌の目を開くという慶事となります。
魂入れは、宗派によって細かいところで違いがありますので、事前に菩提寺と打ち合わせを行い滞りなく魂入れの日を迎えるようにしましょう。

 

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