終活に関する情報を総まとめしているホームページです。お葬式や、相続、遺言、保険、エンディングノートなど終活にまつわる情報を網羅している終活情報を専門に発信していきます。

葬儀

スナップ写真でも大丈夫? 遺影に向いた写真とは

投稿日:2017年4月13日 更新日:

写真撮影

遺影写真は、一昔前までは、モノクロで紋付を着て、どちらかというとかしこまった顔をしているものが一般的でした。

しかし、最近では、故人が生前お気に入りだった写真や、遺族が好きな写真を使う人も増えてきました。

では、遺影に向いているのは、どのような写真なのでしょうか。

遺影写真に必要な条件

遺影に使う写真は、決まった形でないといけないものではなく、スナップ写真でもまったく問題ありません。

カジュアルな服装を正装に合成したり、背景に花や景色を加えるなど加工もできるからです。

ただし、スナップ写真から遺影写真にするものを選ぶ場合には、以下のような点に留意しましょう。

1) ピントが合っている

スナップ写真を遺影に使う場合は、10倍以上に拡大して使うので、ピントが合っている写真であることが必要です。ピンボケ写真を修整するのは限界があります。

2) 大きく写っている写真

スナップ写真を遺影に使う場合は、10倍以上に拡大して使うので、多く写っている写真の方が鮮明です。なるべく大きな写真を選びましょう。

大きさを考えると、単独写真かせいぜい2、3人で撮った写真を選ぶようにしましょう。
集合写真は、いくら高画質で取り込んでもボケボケになってしまいます。

服装について

スナップ写真のカジュアルな服装を、以前は、喪服に着替えさせたりするのが当たり前でしたが、最近は「故人らしさが出ている」ということで、そのまま使用することも多くなっています。

また、正面を向いている顔の写真ではなく、横を向いている顔の写真を使うことも多くなっています。

背景について

背景を加工する際の背景色は、モノトーン系やブルー系が多いようです。

特にブルーやグレーは、日本人の肌の色と相性が良いので好まれるようです。

肌の色、服の色、背景色を同系色にすると、顔だけが浮いたような印象になってしまうので要注意です。

背景色を選ぶときは、色見本によって全体をイメージしながら選びましょう。

最近は背景も変えず、スナップ写真そのままに使う人も増えてきているようです。

-葬儀

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

焼香

【今さら聞けない】お通夜と告別式はどう違う?

日本で多い仏式葬儀では、お通夜と告別式が執り行われ、二日間に渡って個人と「最後のお別れ」をするのが一般的な流れになっています。しかし、本来の仏式葬儀では、お通夜と告別式は別々に行われるのが普通でした。 …

お葬式における親族のマナー!香典の金額や服装は?

親族側で葬儀に参列する場合、どのような振る舞いをすべきなのか戸惑いますよね。この記事では親族の立場でのお葬式のマナーについて解説いたします。 お葬式に参加する親族の範囲はどこまで? お葬式に参列するの …

妊婦のイメージ1

妊婦はお葬式に出ない方がいい?迷信や体調は大丈夫?

妊娠しているときは、外出や家事が大変で行動が制限されるものです。 しかし、そんな時に親族に不幸があった場合、妊婦さんは式に参列しなければならないのでしょうか。 しかし、そう悩む女性が多い中で、昔から妊 …

葬式のお返しイメージ1

葬式のお返しの金額相場は?時期や品物も一緒に

葬式では多くの参列者が香典を持参するため、高いといわれがちな葬式費用を賄ううえで大変助かります。このためご遺族の側も、 葬式後に 香典をいただいた方々にお返しをするのがマナーです。ただ葬式を主催するこ …

身内だけの葬儀の画像1

身内だけでお葬式を解説!家族葬にお通夜はいる?

お葬式は、故人にとって最後の儀式であり、遺された者がその死を受け止めて気持ちを整理するためのものです。一般的なお葬式では、故人が生前お付き合いのあった方々に広く亡くなったことをお知らせし、参列していた …