終活に関する情報を総まとめしているホームページです。お葬式や、相続、遺言、保険、エンディングノートなど終活にまつわる情報を網羅している終活情報を専門に発信していきます。

葬儀

宗教で違う! 香典袋の種類と選び方

投稿日:2017年4月13日 更新日:

香典袋

宗教・宗派による香典袋の種類と選び方

通夜や葬儀・告別式に持っていく香典は、相手の宗教・宗派に合わせた香典袋に包んで持参します。宗教・宗派によって、主に表書きや水引、包みのデザインなどに違いがあります。

できれば、訃報を受け取った時に、どの宗教なのか聞いておきたいところです。

1) 宗教・宗派が分らない場合の香典袋

宗教・宗派が分らない場合は、各宗教共通で使うことができる、表書きが「御霊前」となっている香典袋を選びます。

ただし、浄土真宗では人が亡くなったらすぐに仏になるとの教えがあり、通夜・告別式でも「御仏前」とするのが正しいと言われています。

2)仏式

宗教が分らなくても仏教ということが分っている場合は、どの宗派でも使うことができる「御香典」「御香料」とします。日本の仏教で檀家数が多いのは浄土真宗であり、「御霊前」はふさわしくないからです。

仏式であっても「御仏前」は、お通夜や告別式には使いません。四十九日などの葬儀よりあとの法要で使います。

3)神式

「御玉串料」が一般的です。「御霊前」でも構いません。

4)キリスト教

「お花料」が一般的です。カトリックでは、「ミサ料」も使います。

水引について

弔事に関しては、二度と起こらないようにという意味も含めて、水引は結び目が解けない「結び切り」が使われます。

結び切りの一種で「あわび結び(あわじ結び)」も使われていますが、この水引はお祝い事にも用いられている一般的に使われているものです。
「両輪を互いに引っ張る事により更に固く結びあう」ということから、「末永くお付き合いする」という意味合いもあり、お布施などにも用いられます。

また、白と黄色の水引も弔事で使われます。
しかし、葬儀や弔問の時に包むお香典には、やはり相応しくありません。
四十九日など法事での利用が一般的です。

-葬儀

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

葬儀の服装の画像1

お葬式の服装を徹底解説!通夜・葬儀・告別式のマナー

冠婚葬祭での出来事は、参列者の意識に残りやすく、昔からもめごとの無いよう気持ちよくと言われています。 特に「葬」に関しては、故人とのお別れの式典で1回限りですから、結婚式とお葬式がブッキングした場合は …

香典

【お別れ会のマナー】香典、会費の相場は?

近年、葬儀・告別式は故人の家族や親族、ごく親しい友人など、近親者のみで行われるケースも増えてきました。 そして、その後に改めて友人や知人、会社関係などを招いて行われるのが「お別れ会」です。 お別れ会は …

葬儀の段取りイメージ1

お葬式までの流れや日程など段取りついて解説!

親など親族が亡くなりお葬式を執り行うことは、人生の中で滅多にあることではないでしょう。 この記事では、お葬式を執り行うことになった時の段取りや流れをご紹介していきます。 この記事を読むことで大切な人が …

葬式と告別式のイメージ1

葬式と告別式の違いは?お通夜や葬儀との違いも

亡くなった方を弔うために行われる儀式を、葬式や告別式などといいます。どちらも故人の冥福を祈り供養するものであるため、大した違いはないように感じる方もいるでしょう。 しかしよく見てみると、 葬式と告別式 …

介護オムツの画像1

そろそろ介護オムツの出番?選び方や使い方を解説

「自宅が、なんだかおしっこ臭い気がする。」と思った経験ありませんか? 原因は排泄の失敗であることが多いです。持病によっては尿の臭いも独特なことがありますよね。 介護をしていると、必ずといっていいほどぶ …