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ミニ仏壇の特徴は?メリット・デメリットと注意点

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昔とは違って、今は仏間がない家が多くなっています。またマンションや都市部の家は省スペースな設計で、仏壇を置ける場所の確保は難しいことがほとんどです。こんな家庭でも置くことができるのが、ミニ仏壇です。ミニ仏壇の特徴やメリット・デメリット、注意点などをお伝えします。

ミニ仏壇の特徴

ミニ仏壇の特徴をご紹介します。

ミニ仏壇はどんな仏壇?

小さく、コンパクトな仏壇のことをミニ仏壇と呼びます。

普通の仏壇のような装飾の施されていない、シンプルな仏壇です。
仏具も最小限のものだけを配置し、普通の仏壇にはよくある収納スペースもありません。

ミニ仏壇と同じようにコンパクト仏壇と呼ばれたり、簡易仏壇略式仏壇、パーソナル仏壇という呼び方で扱われたりします。また供養方法の1つである手元供養をするための手元供養セットも、ミニ仏壇の1つとされます。

ミニ仏壇の大きさ

一般的には普通の仏壇よりも小さな仏壇がミニ仏壇とされます。
普通の仏壇には別の台の上に置く「上置き仏壇」と、台座と一体になっている「台付き仏壇」があります。上置き仏壇の方が小さく、中でも高さ44㎝×幅30㎝×奥行き25㎝の14号が普通の仏壇としては小さなものになります。

一般的にミニ仏壇として取り扱われるのは、普通の仏壇の14号を下回るような小さなサイズの仏壇です。しかし普通の仏壇である上置き仏壇の中でも小さな、14号・15号サイズのものもミニ仏壇とされる場合もあります。

ミニ仏壇の仏具の特徴

仏壇に置く仏具にはご本尊、火を付けた線香をお供えする香炉、ろうそく立て、花をお供えする花立て、線香を立てておく線香立て、お経をあげるときに鳴らすリンなどがあります。香炉、ろうそく立て1対、花立て1対の5点が基本となるセットで五具足と呼ばれます。ミニ仏壇では香炉とろうそく立て、花立てを1つずつにした三具足を基本に、好きな仏具を合わせておくことが多くなっています。

ミニ仏壇のメリット・デメリット

ミニ仏壇のメリット・デメリットを抑えておきましょう。

ミニ仏壇のメリット

ミニ仏壇にはどのような長所があるのでしょうか?仏壇に普通の仏壇ではなくミニ仏壇を選ぶメリットをご説明します。

スペースがなくても置ける

ミニ仏壇は仏間やその他の、仏壇を置く場所がない家でも置くことができます。普通の仏壇を置くような広いスペースを必要とせず、都心部の狭い家やマンションなどの仏壇に適しています。
ハガキの大きさのスペースがあれば置けるミニ仏壇もあり、わずかなスペースしか取れなくても仏壇を置くことを諦めずに済みます。

インテリアに合わせられる

ミニ仏壇はさまざまな形やデザイン、材質のものがあり、種類が豊富です。
和室に合う和風なもの、洋室に合う洋風のものなど多様なミニ仏壇の中からインテリアに合うものを選ぶことができます。
色も普通の仏壇よりさまざまで、形・デザイン、材質・色の組み合わせで和風や洋風だけでなく、純和風、和モダン風、カントリーテイスト、ヨーロピアンテイストなどのいろいろなミニ仏壇があります。

インテリアに合わせて選ぶことができ、家の雰囲気を損なう心配をせずに済みます。

価格が手頃

ミニ仏壇は普通の仏壇に比べると、かなり手頃な値段で販売されています。

普通の仏壇が小さいもの・ていかかくなものでも数万円はするのに対し、ミニ仏壇は数千円台から買うことができます。仏具を合わせてもそれほどの金額にはならず、手頃です。

手頃な価格で購入できるため、あまり予算がない場合でも仏壇をきちんと準備することが可能です。金銭面で仏壇をあきらめずに済み、納得のいく供養を行うことができます。

作ることも可能

ミニ仏壇は特別に買わなくても準備することができます。
自分で作ることができ、大きさやデザインを好みのものにすることができます。また市販されているカラーボックスや棚を活用してミニ仏壇に仕立てることも可能で、この方法だと工作する必要はまったくありません。女性でも一人で簡単に作ることができます。

移動が簡単にできる

ミニ仏壇は小さいので軽く、簡単に移動できます。
部屋から部屋へ移動させたり、模様替えで置き場所を変えたりすることが容易にできます。掃除をする際も動かしてホコリを払ったり拭き掃除をしたりしやすく、綺麗にしておくことができます。

ミニ仏壇のデメリット

ミニ仏壇の短所には、どのようなことがあげられるでしょうか?ミニ仏壇を選ぶデメリットをご説明します。

安っぽく見られやすい

小さいミニ仏壇は可愛らしく、子供のおもちゃのように見えるものも多くあります。
女の子が遊ぶままごとの道具のように見られ、またシンプルなデザインが逆効果となって安っぽく見られやすい傾向にあります。

仏壇だと気付かれにくい

ミニ仏壇は普通の仏壇のような異質で特別な感じのあまりない、部屋と調和しやすい性質を持っています。
来客が仏壇であると気付かずに、インテリア雑貨の1つと勘違いして不用意に触ったり手に取ったりする可能性があるので注意が必要です。

破損の危険が高い

ミニ仏壇は普通の仏壇に比べて気軽に購入できる、安価な仏壇です。
造りも普通の仏壇ようにはしっかりとしていないので、壊れやすくなっています。また小さくて軽いために持ち運びしやすく、移動や掃除の際に誤って壊してしまうことが多いので注意が必要です。

仏具が使いにくい

ミニ仏壇用の仏具は小さく、使いにくいというデメリットもあります。気をつけて扱わなければならず、雑な取り扱いをするとすぐに壊れてしまいます。とくに手が大きめの人、動きがダイナミックな人、よく物を壊す人は細心の注意を払い、慎重に、ていねいに扱いましょう。

親戚に反対されやすい

ミニ仏壇は小さく、存在感がありません。まわりの雰囲気によくなじみ、ともすればインテリアの1つのような取り扱いを受けます。重厚感や高級感もなく、威厳や尊厳も感じさせません。価格も手頃なことから、故人が軽く扱われているような誤った印象を与えてしまうことがたまにあります。

そのためミニ仏壇に否定的な考えを持つ人がいるので、注意が必要です。親戚など身近な人の中に、高齢だったり、古い考えに固執していたり、宗教にうるさい人がいると、反対される場合があります。

ミニ仏壇を購入できるところとメリット・デメリット

ミニ仏壇はどこで購入できるのでしょうか?購入場所をご説明します。

実店舗の仏壇店

実際に店舗を構えている街の仏壇店でメインの取り扱われているのは、やはり普通の仏壇です。
しかしミニ仏壇を扱っている仏壇店もあるので、そのような店舗に行けばそこでミニ仏壇を購入することができます。とくに都市部の仏壇店は地方の仏壇店よりもミニ仏壇のニーズが多いことから、取り扱いのある可能性も高くなっています。

実店舗の仏壇店では、実際にミニ仏壇を見て購入することができます。細かい部分まで確認することができるので、安心です。しかし実店舗では限られた数のミニ仏壇しか取り扱われてなく、選択の幅が狭いというデメリットがあります。

インターネット通販

インターネット上ではいろいろなミニ仏壇が、数多く販売されています。たくさんの中から選ぶことができるので、サイズも部屋の雰囲気・インテリアもぴったりのものを購入することができます。

ただしネット通販では写真しか見ることができないので、細かい部分がわかりにくいというデメリットがあります。とくに造りの細やかな部分、微妙な色合いや光沢などはわかりにくいので、注意が必要です。また重さも実感できないので、気をつけましょう。

ミニ仏壇の注意点

ミニ仏壇の注意点を選ぶとき、置き場所を決めるときの、知って置くべき注意点をご説明します。

選ぶ際の注意点

ミニ仏壇を選ぶときには、次のようなことに気をつける必要があります。

認めない宗派もある

仏教の宗派の中には仏壇に厳格なルールがあり、ミニ仏壇を認めないところがあります。その宗派である場合は仏壇をミニ仏壇にすることはできません。ミニ仏壇にする場合は宗派がミニ仏壇を認めているかどうか、きちんと確認してからにしましょう。

サイズに注意する

普通の仏壇には規格があり、号などの単位で統一された大きさになっています。これに対してミニ仏壇には規格がないので、大きさはミニ仏壇によってミリ単位で違っています。限られたスペースに置く場合は正確に寸法を測っておかないと置けないことがあるので、注意しましょう。

置き場所の注意点

ミニ仏壇の置き場所は、次に挙げるようなことに注意して決めましょう。

低すぎるところに置かない

ミニ仏壇は低すぎる場所に置かずに、一定の高さがあるものの上に置きましょう。ミニ仏壇は自由に好きな場所に置くことができますが、床に直接置くようなことはできません。

普通の仏壇には「正座したときの目の高さよりも高い位置にご本尊を安置する」という決まり事があります。故人の位牌や写真も合わせて置くため自然に一定の高さになりますが、ミニ仏壇では置き場所によっては高さが足りないことがあるので注意が必要です。

エアコンの下に置かない

直接エアコンの風が当たるような場所に、ミニ仏壇を置かないようにしましょう。仏壇は故人の魂が安らかにいられるような、静かで快適な場所に置くのが理想です。エアコンのそば、風が直接当たるようなところにミニ仏壇を置くのは避けましょう。

とくにエアコンの風が直接当たると、ミニ仏壇の小さくて軽い仏具は倒れる危険があります。ろうそくの火は火事の原因になるので、十分に気をつけましょう。

火気のそばに置かない

ミニ仏壇は火気のそばに置いてもいけません。熱や暑さで故人の安らかな眠りが妨げられ、また引火する恐れがあります。

直射日光があたる場所に置かない

直射日光が当たる場所も、ミニ仏壇を置く場所としては相応しくありません。故人の魂が安らげないだけでなく、太陽の光や熱でミニ仏壇や仏具を傷めてしまいます。

置き場所に適しているところ

ミニ仏壇の置く場所は机やチェスト、低めの整理タンスの上などが適しています。ドレッサーやテレビ台の上は香りや電波・静電気が気になるので、ミニ仏壇の置き場所として相応しいとは言えません。カラーボックスや棚の一部を利用する場合は、高さに注意して置き場所を決めましょう。

ミニ仏壇を有効に活用しよう

ミニ仏壇は狭い家でも置くことができ、とても便利です。サイズ・種類が豊富で部屋の雰囲気・インテリアに合わせて、違和感なく置くことができます。いろいろな事情を抱えていても諦めることなく仏壇が準備でき、故人の供養が行えます。本当にいろいろなものがあるので、1度探してみてはいかがでしょうか?

 

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