終活に関する情報を総まとめしているホームページです。お葬式や、相続、遺言、保険、エンディングノートなど終活にまつわる情報を網羅している終活情報を専門に発信していきます。

葬儀

【お別れ会のマナー】香典、会費の相場は?

投稿日:2017年4月13日 更新日:

香典

近年、葬儀・告別式は故人の家族や親族、ごく親しい友人など、近親者のみで行われるケースも増えてきました。

そして、その後に改めて友人や知人、会社関係などを招いて行われるのが「お別れ会」です。

お別れ会は、必ずしも行わなければならないというものではないため、一度も参加したことがなく、呼ばれたらどうしたら良いのかと思う人も多いと思います。

特に気になるのはやはりお金の部分でしょう。

葬儀と同じく、お別れ会に参列する際は、香典を包むのがマナーですが、開催側の意図や規模などによっても異なります。

ここでは3つのパターンに分けて説明します。

何も記載されていない場合

お別れ会が「会費制」、あるいは「香典辞退」で行われる場合以外では、何も記載がなくても、一般的な葬儀と同じく「お香典」を持参します。

お別れ会の主催者の意図や規模を考慮して金額を決めることとなりますが、一般的な相場としては、1~2万円のようです。

香典は、通常はお葬式の時と同様に、白黒の水引を結んだ香典袋、または無地の白封筒に「御香典」「御花料」などと記して渡します。ただし、お別れ会は無宗教で行われることが多いので、それほど形式にこだわる必要はありません。

「会費制」の場合

お別れ会の案内状に「会費制」と書かれている場合は、金額も書かれていますので、その金額をお渡しすれば良いです。

「お別れ会ではいくら包んでよいか分らない」という声が多いことから、分りやすく会費制にしている主催者側の配慮でもあるため、それ以上包む必要はありません。

金額は、1万円前後が多いようです。

「香典辞退」の場合

香典を持っていかなくても良いお別れ会もあり、その場合は、案内状等に香典辞退の旨が記されています。

香典を辞退された方に弔意を表したい場合は、葬儀と同じく、弔電、供花などを贈ることもできます。

これらも主催者側が辞退される場合は、その旨が案内状等に記載されています。

-葬儀

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

葬式のふくさの色や種類の選び方は?渡し方や包み方のマナーも解説

ふくさとは、絹やちりめんなどで作られたご香典を包むための小さな布のことで、日本古来からの伝統的な小物です。ふくさには多種多様な色があり、包む金額やタイプによって包み方や渡し方が違います。 葬式や法事な …

スマートフォン

企業や学校で違う!? 忌引きの休暇の日数や規則

近親者が亡くなったとき、葬儀で喪主を務めたり、遠方の葬儀に参列したりするために会社や学校を休まなければならなくなることがあります。そのために取ることができる特別休暇を「忌引き」といいます。 訃報はいつ …

終活の準備のイメージ1

終活の準備はいつから始める?終活の手順と進め方

多くのメディアでも取り上げられる終活。自分が死に直面する前に、「身の回りの整理」や「人生の終わりに向けた活動」を行う時に使われる言葉です。とはいうものの、実際に何から始めたらいいのか、いつ始めたらいい …

葬儀祭壇

一日葬のメリット・デメリット!お通夜なしのお葬式

一日葬とは、通常二日間にわたって行われる通夜と告別式のうち、一日目の通夜を行わず、二日目の葬儀・告別式のみを行う新しいお葬式の形です。「ワンデーセレモニー」とも呼ばれています。 直葬(火葬式)と同じよ …

喪服の家族

家族葬の参列者はどこまで?トラブル回避のポイント

近年、家族葬を行う方が増えています。核家族化や葬儀に対する考え方の変化が背景にあるようです。 家族葬で行うときに難しいのは、呼ぶ人の範囲です。家族葬といっても、必ずしも家族だけでするわけではありません …