終活に関する情報を総まとめしているホームページです。お葬式や、相続、遺言、保険、エンディングノートなど終活にまつわる情報を網羅している終活情報を専門に発信していきます。

葬儀

家族葬の参列者はどこまで?トラブル回避のポイント

投稿日:2017年4月13日 更新日:

喪服の家族

近年、家族葬を行う方が増えています。核家族化や葬儀に対する考え方の変化が背景にあるようです。

家族葬で行うときに難しいのは、呼ぶ人の範囲です。家族葬といっても、必ずしも家族だけでするわけではありません。

それでは、どの範囲の人に参列してもらえばよいのでしょうか。

家族葬に明確な定義はない

家族葬は一般的には、故人の親、兄弟姉妹、子どもや孫(その配偶者を含む)を呼ぶようです。

しかし、明確な定義があるわけではありません。

上記に加えて、故人の従兄弟、従姉妹や甥姪まで呼ぶ場合もありますし、家族以外に、故人と親しかった友人を呼ぶ場合もあります。

つまり、呼ぶ範囲は、故人と親族との付き合いの関係によって異なります。

故人と親しかった人などが、葬儀が終わった後に、自宅に弔問に訪れたりすることもありますので、故人や親族との付き合いの関係によって呼ぶ人を決めましょう。

家族葬をする場合の注意ポイント

家族葬をする場合で重要なことは、呼ぶ人の範囲を決めると同時に、周囲の人たちにもきちんと知らせておくことです。そうでないと、トラブルに繋がりません。

訃報の案内が来た際に参列しても良いのかどうか迷う場合がありますので、家族葬で行う場合は、家族や近親者のみで行うことをしっかり伝え、香典も断るように伝える必要があります。

それらをしっかり伝えておかないと、後になって「自分は呼ばれなかった」というトラブルに発展しかねません。

自分たちの思いだけでなく、周囲の人たちにも心を配ることでトラブルを避けるようにしましょう。

逆に言うと、「葬式に参列したい、お悔やみ申し上げたい」と思っても、家族葬に呼ばれていないのであれば、勝手にアクションを起こさないようにしましょう。

家族葬の場合は、急な参列者には対応できないことがほとんどです。

-葬儀

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

施主のあいさつイメージ

施主の法事や法要での挨拶は?例文と参列者の挨拶も

法事や法要では、施主(喪主)が挨拶をする場面は何度もあります。しかし全て同じというわけではなく、その場面に応じて挨拶を使い分けなければいけません。 法事の挨拶は場面や種類によってパターンが多く、全て網 …

位牌を買うのイメージ1

位牌はどこで買う?購入までの流れや種類・費用

葬式を終えると少し気持ち的に余裕ができて来ますが、しかしするべきことはまだ終わっていません。 その中の大切なものの1つが位牌を買うことです。 よく位牌は寺院の方から黙ってても授けてくれると思っている人 …

葬式のコートイメージ1

葬式でコートは着ていい?素材や色などの注意点

冬に出席することもあるお葬式で、防寒用のコートを着て行きたい人は多いと思います。しかしコートを着て行ってもいいのか、どのようなコートを着るべきなのか悩むことも。できれば自分が持っているコートから選びた …

法事と法要の違いイメージ1

葬儀・葬式はスーツでもいい?服装の正しいマナー

葬儀や葬式に着ていくスーツは、何でも同じだと思っていませんか?スーツがあればいいと、あらかじめ葬儀用のスーツや洋服を準備していない人も多いと思います。では実際に、スーツで参列しても良いのでしょうか。 …

カルガモ

喪主と施主の違いは?喪主と施主の決め方や仕事内容

葬儀には、喪主と施主がいます。個人葬では、喪主と施主が兼任することが多いため、混同されることが多いようですが、別々の人を立てて良いのです。 喪主と施主の違い 喪主と施主についてそれぞれ解説します。 喪 …